オンワードが挑む新たなファッションの形
ファッション業界は、近年ますますサステナビリティの重要性が叫ばれるようになっています。そのような中、株式会社オンワード樫山は、2025年3月31日(月)に開催される「サステナランウェイ2025」に初参加することが発表されました。これは、一般社団法人日本モデルランウェイ協会が主催する、ファッションを楽しみながらサステナブルなライフスタイルを提案するイベントです。
イベント概要
「サステナランウェイ2025」は、サステナブルファッションをメインテーマにしたこのイベントは、2023年に始まり、今回が2回目の開催となります。メインイベントでは、サステナブルブランドのショーや、ロスフラワーを使ったママランウェイ、フラワーヘアメイクショーが行われる予定です。特に注目なのは、約90人の子どもたちが参加する「服の交換会」で、このイベントではそれぞれが交換した服を使ってコーディネートを楽しむ「リユースランウェイ」が実施されます。
アップサイクル・アクションとは
今回のイベントには、オンワードグループが展開する「アップサイクル・アクション」が深く関わっています。このプロジェクトは、廃棄された衣料品から新たな価値を創造する取り組みです。特に、夜の部ではサステナブルブランドランウェイへの衣装提供を行う予定で、サステナブルに生きる人たちを応援したいという想いから、8社のブランドが参加を予定しています。
地球と共生するための挑戦
このようなファッションイベントを通じて、オンワードは企業として持続可能な経営を推進しています。特に、衣料品のリユースやリサイクルを通じて、環境負荷を低減し、ファッション業界全体の意識を高める役割を担っています。
オンワードの「オンワード・グリーン・キャンペーン」は、2009年に始まり、これまでに累計約170万名のお客様から884万点の衣料品を回収しました。これによって、回収した衣料品はエネルギー資源や、リサイクル糸として新たな製品へと生まれ変わる取り組みが行われています。特に注目されるのは、支援が必要な方々に配布される毛布や、災害支援に役立つ軍手の製造です。これには、日本赤十字社と連携し、国内外の被災地への寄贈が行われているという事実があります。
オンワードの企業理念と今後の展望
1927年に設立されたオンワード樫山は、ファッション領域において多様な個性を持つ製品を展開し、顧客中心の経営を進めています。オンワードのミッションステートメントには「ヒトと地球(ホシ)に潤いと彩りを」という言葉が存在し、これを基にしたさまざまな取り組みが行われています。
今後もオンワードはパートナー企業と協力し、地球環境を意識した経営をさらに推進することを目指しています。「サステナランウェイ2025」は、その一環としてだけでなく、参加者にサステナブルなライフスタイルの重要性を伝える貴重な機会となることでしょう。イベントの詳細やチケット購入については、公式ウェブサイトをチェックしてください。
イベント詳細
- - イベント名: 「サステナランウェイ2025」
- - 主催: 日本モデルランウェイ協会
- - 会場: 渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール
- - 日時: 2025年3月31日(月)昼の部14:00〜15:15、夜の部18:00〜20:00
- - チケット価格: 大人4,900円、子ども3,000円(15歳以下)
詳細については、
こちらの公式サイトを訪れてください。