日清オイリオとJFEエンジニアリングがコージェネ大賞2025受賞
日清オイリオグループ株式会社とJFEエンジニアリング株式会社は、一般財団法人コージェネレーション・エネルギー高度利用センターが主催する「コージェネ大賞2025」において、産業用部門での最高位である「理事長賞」を受賞しました。この受賞は、2月5日に開催された「コージェネシンポジウム2026」で発表されました。
受賞の背景
両社は日清オイリオ横浜磯子事業場で、熱供給と多拠点電力融通、水素混焼対応型のコージェネレーションシステム(CGS)の導入に取り組んできました。この取り組みが、エネルギー効率の向上や環境への配慮など、多くの観点で高く評価された結果です。
受賞に際し、評価された主なポイントは以下の3つです。
JFE-METS®を活用し、熱需要に最適な大型ガスタービンCGSを導入しました。これにより、日清オイリオの国内製造拠点での電力シェアシステムが構築され、全体のエネルギー供給の最適化が実現されました。
国内初となる、Hydrogen ReadyのガスタービンCGSを採用し、水素混焼率30%に対応可能です。この構造は、50年先を見据えた安定性、効率性、持続性、発展性を併せ持つ新しいエネルギー供給体制の確立に貢献しています。
既存のCGSと組み合わせ、複数の大型CGSによる電源の二重化を行っています。これにより、突然の停電や災害時にもしっかりと対応できる体制を築いています。
今後の展望
日清オイリオは、2050年までにカーボンニュートラルを目指し、非化石エネルギーの使用を進めていく方針です。その中で特に重要なのは、水素の早期利用に向けた体制の構築です。このCGS設備をフィールドとして活用し、より良い水素社会の実現に向け挑戦していく考えです。
また、JFEエンジニアリングもエネルギー分野を中心に新技術の導入を進めながら、顧客のカーボンニュートラルを実現するためのワンストップソリューションを提供していく予定です。
この受賞は、エネルギー業界における新たな潮流を示すものであり、企業間の協力により持続可能な未来を築こうとする努力が一段と進むことが期待されます。
今回の表彰は、新たなエネルギー利用の模範を示し、他の業界にもインスピレーションを与えることでしょう。