樹齢100年超のシャルドネが魅力!『ヴァンサン・ラトゥール』の新作ヴィンテージ
フランスの名ワイン産地ムルソーに位置する『ヴァンサン・ラトゥール』が、2023ヴィンテージの販売を開始します。この名門ドメーヌは、歴史と品質に裏打ちされた優れたワインを生み出し続けており、特に樹齢100年以上のシャルドネがもたらす深みと複雑味は、まさに圧巻です。
3世紀の伝統を誇る『ヴァンサン・ラトゥール』
『ヴァンサン・ラトゥール』の歴史は1792年、フランス革命の動乱期にさかのぼります。その後、3世紀にわたり、家族によって受け継がれてきたこのドメーヌは、長年「ラトゥール・ラビーユ」として知られていましたが、現当主ヴァンサン・ラトゥール氏の代で改名されました。この変化は、祖先への敬意とともに、伝統的なワイン作りを守りつつも、さらなる品質向上を目指す意志の現れです。
古樹が語る真のテロワール
『ヴァンサン・ラトゥール』の魅力の一つは、ムルソーの特性を反映した古木の畑にあります。特に1924年に植樹された樹齢100年以上のシャルドネは、深い色合いと複雑な香りを持ち、ワインに唯一無二のキャラクターを与えています。これにより、ワインはただの飲み物ではなく、一つの芸術作品として私たちに迫ってきます。
醸造哲学が生み出すエレガントなワイン
『ヴァンサン・ラトゥール』の醸造プロセスは、テロワールを大切にしながら繊細なアロマとミネラリティを引き出すことに重点を置いています。発酵には木樽を使用し、ワインにリッチな厚みと複雑さをもたらします。その後、ステンレスタンクで4〜6ヶ月休ませることで、フレッシュさと繊細な香りを引き出します。この過程でバトナージュを行わず、ワインの透明感を保ち続けます。結果、完璧なバランスのエレガントなムルソーが完成するのです。
栽培・醸造のこだわり
ブドウの栽培には細心の注意が払われ、カバークロップを育てることで土壌の健康を保っています。収穫は全て手摘みで行い、特に白ワインは、フードルとドゥミ・ミュイという大樽で12ヶ月熟成させ、次にステンレスタンクでさらなる熟成を行います。赤ワインは除梗後、ステンレスタンクで25〜30日間発酵させ、フレンチオーク樽で12ヶ月熟成されます。
まとめ
『ヴァンサン・ラトゥール』の2023ヴィンテージは、まさにムルソーの真髄を凝縮した一品です。樹齢100年超の古木が作り出す深みのあるワインを通して、フランスの歴史と文化を感じてみませんか?ぜひこの機会にお試しください。
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