持ちたくなる杖
2021-04-01 08:00:02

転倒事故防止を目指す、持ちたくなる杖の発信基地

高齢者の転倒事故を防ぐ「持ちたくなる杖」とは



近年、高齢者の転倒による事故が深刻な問題となっています。実際、交通事故よりも転倒事故による死亡者数は多く、毎年約30,000人の高齢者が不慮の事故で命を落としています。特に65歳以上の高齢者の死亡原因として、転倒事故が全体の約8割を占めており、これは深刻な社会問題です。

杖を持つことへの心理的壁



しかし、多くの高齢者が「杖を持ちたくない」と考えているのが現実です。その背景には、年齢を感じさせることで「年寄りに見られるのが嫌」という心理があると思われます。近江一文字の店舗では、杖の必要性を感じるお客様が多く、「入院してから初めて感じた」との声も聞かれますが、いざ杖を選ぶとなると、抵抗を感じる方が多いのが現状です。

特に驚くことに、20代から40代の若い女性でも、関節の手術などで杖を必要とする方が多いというデータもあります。こういった方々にとって、従来の無味乾燥なデザインの杖では外出すること自体が億劫になるでしょう。

杖の新たな価値を発信



この現状を変えるために、近江一文字は「持ちたくなる杖」を提供することに力を入れています。本来、杖やステッキは権威の象徴やオシャレな礼装品であり、もっとポジティブなイメージを持たれるべきです。しかし、ほとんどの商品が介護用と感じさせる無味乾燥なデザインでは、やはり使いたくないと思うのは仕方がないことです。

近江一文字では、そうした既存の価値観を変えていくために、色とりどりのカラフルな金属製杖や、伝統的な職人による手作りステッキなどを取り揃えています。昭和天皇や吉田茂元首相のステッキ製作に携わった職人によるものや、地方伝統工芸の職人による特注ステッキなど、多様な選択肢を提供します。

介護保険の適用も図る



また、近江一文字は、オシャレな杖だけでなく、本当に身体の支えが必要な方のために介護保険の適用を進めています。地元の市役所と契約を行い、杖を必要とされる方には負担を軽減できるよう努めています。実際に「こんなにオシャレな杖があるなんて初めて知った」という声もいただいています。

このように、近江一文字は杖やステッキを通じて高齢者を支え、転倒事故を減少させる取り組みを行っています。理学療法士や企業との連携も強化し、新たな杖の文化や価値を作り出すことで、豊かな暮らしをサポートしていく考えです。

近江一文字の通販サイトもぜひ訪れてみて下さい。多様なオシャレな杖と出会えるはずです。

近江一文字通販サイト

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高齢化社会において、持ちたくなる杖の発信は少しずつ環境を変えていく一歩となるでしょう。

会社情報

会社名
株式会社ゴールドクローバー
住所
滋賀県大津市和邇高城267の8番地
電話番号
077-548-8235

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