革新を求める対象者募集！ジョンソン・エンド・ジョンソンの新たな挑戦

2019年10月11日、ジョンソン・エンド・ジョンソンイノベーションは、湘南ヘルスイノベーションパーク（湘南アイパーク）や武田薬品工業株式会社と協力して『病のない未来』を目指す研究提案の公募を開始しました。本事業は、日本国内でのヘルスケアの革新を促進することを目的とし、最大で5つの優れた提案を選定し、それぞれに研究助成金やラボ、オフィススペース、メンタリングを提供します。

特に、日本には肺がんやアレルギー、近視、神経科学、健康長寿といった分野で深刻な医療ニーズがあり、この公募はそれらの問題に挑むための重要なステップです。ジョンソン・エンド・ジョンソンインノベーションのアジアパシフィックイノベーションセンターは、これらの分野でのブレイクスルー技術やソリューションを見出すことを目指しています。応募の条件は、日本で活動し、商業的に実施可能な医療ソリューションを開発するスタートアップやアカデミア、研究機関、企業です。

世界中の健康問題に対処するため、ジョンソン・エンド・ジョンソンのチームは、自社の専門知識を活かしてヒューマンイノベーションを推進します。グローバルヘッドのベン・ヴィーガンドは、「この研究提案が科学者や起業家に刺激を与えることを期待しています」と述べ、湘南アイパークを含むパートナーとの連携の重要性を強調しました。これにより、提案されたアイデアが実現に向かうことが期待されています。

湘南アイパークとの協力は、ジョンソン・エンド・ジョンソンにとって新たな戦略的パートナーシップの一環であり、アジア太平洋地域でのヘルスケアエコシステムの発展への期待が寄せられています。このプログラムを通じて、イノベーションが疾患の予防や治療において新たな潮流を生むことが目指されています。

募集期間は2020年1月から3月までで、選ばれる助成対象者は2020年6月に発表される予定です。詳細な申請要件や提案提出方法については、湘南アイパークの公式ウェブサイトをご確認ください。

ジョンソン・エンド・ジョンソンイノベーションは、世界的な医療ビジネスを持ち、研究者やスタートアップとのコラボレーションに注力しています。本事業が医療の可能性を広げ、数百万人の健康に寄与することを目指しています。革新の未来を共に切り拓くために、多様な分野での参加を募っています。興味のある方は、ぜひご確認ください。