常陸大宮太陽光発電所
2020-03-13 16:44:27
ヴィーナ・エナジー、常陸大宮に41MWの太陽光発電所を開設
アジア太平洋地域の独立系再生可能エネルギー事業者であるヴィーナ・エナジーが、茨城県常陸大宮市に新たに41メガワットの太陽光発電所を開設しました。これにより、同社は日本国内で23件、414メガワット分の再生可能エネルギーの発電能力を持つこととなります。この発電所は、2018年12月から建設が始まり、41.23ヘクタールの広大な敷地に121,980台の太陽光発電モジュールが設置されています。
ヴィーナ・エナジー・ジャパンの代表であるホアン・マス・ヴァロー氏は、今回の発電所の稼働を特に喜ばしく思っており、日本の原子力や化石燃料依存の軽減、地域社会と環境への貢献に向けた目標を強調しています。常陸大宮太陽光発電所は、年間約49,526メガワット時の電力を生産し、最大9,389世帯分の家庭に再生可能エネルギーを供給予定です。また、温室効果ガスを年間で545,776トン削減し、水の使用量を3,749,115リットルも節約することを見込んでいます。
この新たな発電所を加えることで、ヴィーナ・エナジーの日本国内全体の再生可能エネルギーの総生産量は797,065メガワット時を超え、日本の家庭45,230世帯分の電力需要に相当します。さらに、最大で391,359トンのCO2排出を削減し約741メガリットルの水を節約することも期待されています。
ヴィーナ・エナジーでは、効率的なリスク管理に向けて設備調達や施工管理機能の集約を行っており、アジア太平洋地域内でも最も費用対効果に優れた再生可能エネルギー開発者の一つとなっています。
ヴィーナ・エナジーは合計出力が11ギガワットを超える信頼性の高いエネルギー発電事業を展開しており、シンガポールを本社に持ちつつ、日本、韓国、台湾、タイ、インド、オーストラリア、インドネシア、フィリピンにも拠点を構えています。この企業は、太陽光および風力発電プロジェクトの開発から運営管理までを一貫して手掛けており、環境・社会・ガバナンス(ESG)の基準を事業戦略に組み込むことに注力しています。
日本法人であるヴィーナ・エナジー・ジャパン株式会社は、国内の太陽光および風力発電プロジェクトを一元管理しており、効率的なプロジェクト推進を図っています。また、各発電所の稼働状況は公式サイトで確認可能です。今後の発展にも注目が集まります。詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。
会社情報
- 会社名
-
ヴィーナ・エナジー・ジャパン株式会社
- 住所
- 東京都港区虎ノ門2丁目10番4号オークラ プレステージタワー 17階
- 電話番号
-
03-6452-9777