霞ヶ浦で環境教育
2025-07-10 11:52:44

高校生が環境問題に取り組む!霞ヶ浦での蓮根アップサイクル事例

環境問題への新たな取り組み



茨城県土浦市の霞ヶ浦高校で、文化祭「帆掛祭」が行われました。ここで注目されたのは、同校の探究学習を通じて開発された新たな製品、蓮根チップスです。このプロジェクトは、地域の食品ロス問題に光を当て、持続可能な社会を目指す高校生たちによるものです。

裏で支える企業


このプロジェクトを支援したのは合同会社ハスラボ。地元のレンコン農家が設立したこの会社は、形や大きさが規格に合わないために廃棄される「規格外レンコン」に着目し、アップサイクルブランド「HASKO」として新たな価値創造に挑戦しています。

食品ロスと向き合う高校生


霞ヶ浦高校の探究高校生団体「Froot’s」は、農業を単なる生産だけでなく、文化的な側面も含めた視点で捉えようとしています。彼らは「蓮で繋がれんこんプロジェクト」を立ち上げ、地域の食品ロス問題に対して意義深い取り組みを行いました。

このプロジェクトでは、規格外の廃棄レンコンを利用したオリジナル商品、蓮根チップスの開発に成功しました。他にも、「焼菓子家 泉HASKO入りロッククッキー」も販売し、多くの来場者の注目を集めました。

教育的効果


今回の取り組みを通じて、生徒たちは以下のような貴重な経験を得ることができました:
  • - 農業のリアルな課題を理解:形が不揃いな野菜が廃棄される実態を知りました。
  • - アップサイクルの実践:廃棄食材を価値のある製品に転換する創造性を発揮しました。
  • - 社会課題に対する当事者意識:SDGs目標12「つくる責任、つかう責任」を体現しました。
  • - 地域連携と発信力:文化祭を通じて地域住民への啓発活動を実施しました。

地元企業の期待


このプロジェクトを後押ししたハスラボの代表、濱田雄太氏は、「高校生が実際に商品開発から販売までを手掛ける姿勢は、食べられる資源を価値あるものに変える素晴らしい事例です」と語りました。彼は若い世代が地域の農業課題に目を向けることの重要性を強調しています。

今後の展開


ハスラボは今回の成功を踏まえ、他の教育機関との連携を強化し、アップサイクル教育プログラムの体系化を目指しています。また、持続可能な農業の推進に向けた新たなモデルケースの創出にも注力する方針です。

この取り組みが、食品ロスの削減だけでなく次世代の教育においても貢献することが期待されています。

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ぜひ、地域の力による希望の形を応援しましょう!


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会社情報

会社名
合同会社HAS-LAB
住所
茨城県土浦市桜ヶ丘町11-16
電話番号
050-3696-7821

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