「いっしょにえほん 写真コンテスト2024」の受賞作品が決定!
近年、絵本は単なる物語を楽しむものから、コミュニケーションのツールとしても注目されています。そんな中、NPO法人ブックスタートが主催する「いっしょにえほん 写真コンテスト2024」の受賞作品が、このほど発表されました。本コンテストは、絵本を通じて他者との楽しい時間を共有することを目指し、2022年度からSNSを活用しており、今回で3回目の開催となります。
応募総数247点から厳選された受賞作品
今年のコンテストには、全国から247点の作品が寄せられ、大賞1作品、選者賞4作品、入選20作品が選ばれました。大賞に輝いたのは、沖縄県の
sachimago さんの作品です。この受賞者には、オリジナル図書カード(5,000円分)と、受賞写真をもとにしたオリジナルイラストが贈呈されます。イラストは、著名なイラストレーターの山口みれいさんによるものです。
選者たちの視点
選考には、絵本作家の
かさいまり さん、日本児童出版美術家連盟理事長の
金柿秀幸 さん、フォトグラファーでインスタグラマーの
きなこ さん、そしてNPOブックスタートの事務局が参加しました。選者たちは、受賞作品を通じて、絵本が持つコミュニケーションの力を再発見し、より多くの人々にその魅力を伝えることを目指しています。選考された作品は、図書館や書店でも活用され、地域住民に親しまれる予定です。
絵本の役割を広める取り組み
「いっしょにえほん 写真コンテスト」は、単に作品を競い合うだけではなく、絵本を通じたコミュニケーションの重要性を広めることを目的としています。絵本は、子どもたちが人との関わりを持つためのきっかけを提供し、家庭や地域の絆を深める役割を果たします。今回の受賞作品は、絵本の役割を再認識させるだけでなく、多様な表現を通じて、楽しさや温かさを伝えることが期待されています。
福祉への寄与
NPOブックスタートは、ブックスタート事業を通じて全国規模で絵本の普及活動を行っています。この取り組みは、地域の住民に読み聞かせを促し、福祉につながることを目指しています。受賞作品の展示や活用を通じて、さらに多くの人々に絵本の魅力を伝えることが重要です。
今後も、「いっしょにえほん 写真コンテスト」を通じて、絵本がもたらす楽しさや学びがより多くの家庭に広がっていくことを期待しています。受賞作品は、特設ページで確認できますので、ぜひご覧ください。