新しいゴミステーション
2023-05-24 10:00:02

企業オーナー型ゴミステーションで地域貢献と環境美化を両立!

全国初!企業オーナー型ゴミステーションの取り組み



近年、環境問題への関心が高まる中で、地域貢献を果たしながら企業のイメージアップを図る新たな事業モデル「企業オーナー型ゴミステーション」が注目を集めています。この取り組みは、埼玉県越谷市から始まり、今後は1都3県に広がる予定です。ゴミ出しの日に発生するゴミの散乱や、それに伴って発生する衛生問題を解決することを目的としています。

背景と発案の経緯



このプロジェクトの発案のきっかけは、MER(株)の社員が自治会のゴミステーションを管理することになったことでした。そこで、毎回ゴミが荒らされ、周囲が散乱してしまうことにイライラし、どうにかできないかと考えるようになりました。最終的に、アルミ製フレームとグリーンのネットを組み合わせたデザインを採用し、ゴミの出ない日は折りたためるように設計された新しいタイプのゴミステーションを提案しました。

しかし、自治会では通常のゴミボックスを導入するための費用がネックになり、そこで企業がこのゴミステーションのオーナーとなって設置費を負担するというユニークなアイデアに行き着きました。設置したゴミステーションには企業名が掲示されるため、地域貢献の姿勢が利用者にも伝わります。

地域貢献への想いと新しいモデル



この取り組みは地域貢献と持続可能性の向上を同時に実現します。地域住民や自治会が抱えていた問題を解決するためには、誰がどのように管理し、費用を負担するのかという点が重要でした。しかし、このビジネスモデルは、スポンサー企業、自治会、利用者の三者が相互に利益を享受できるという新たな関係性を築くことが可能です。また、このプロジェクトは、新しい地域貢献や環境問題解決の観点からも大いに期待されています。

利用者や自治会、企業それぞれのメリット



この取り組みを通じて、地域住民はカラスや猫の被害を受けにくくなり、衛生的な環境を享受できます。また、自治会はゴミ収集所の管理負担が軽減され、地域の生活の質が向上します。そして企業側は、地域に貢献することでブランド認知度が高まり、競合との差別化が可能になります。さらに、収集業者にとっても、作業がスムーズに進むため効率が向上します。

ゴミステーションの仕様と運用



この企業オーナー型ゴミステーションは、アルミ製フレームにグリーンのネットを採用しており、折りたたみ可能なデザインが特徴です。サイズは高さ74cm、幅156cm、奥行き67cm、折りたたむと奥行きは5cmほどになります。最大で22~27袋のゴミを収納でき、MER社が定期的に点検や保守を行いますので、安心して利用することができます。

企業は2023年6月より月額8,500円からオーナー契約が可能となり、埼玉県全域、千葉県流山市、柏市、および東京の一部地域へこのゴミステーションを設置することができます。今後も地域貢献、環境美化の役割を果たすとともに、企業のブランド力向上に寄与することが期待されています。

これが新しい地域貢献の形として、多くの企業や自治会に広がることを願っています。

会社情報

会社名
MER株式会社
住所
東京都新宿区天神町10神楽坂安村ビル2F
電話番号
03-5579-8591

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