高校生がARで町おこし
2024-02-19 13:00:01
佐賀の高校生がARで基山町の未来を創造!クラウドファンディングで町おこしプロジェクト始動
佐賀の高校生がAR技術で基山町の未来を創造!
佐賀県基山町で、高校生たちが中心となり、拡張現実(AR)技術を使った地域活性化プロジェクト「ARミライナビ基山」が展開されています。このプロジェクトは、東明館高等学校の探究ハウス1年生が授業の一環として取り組むもので、基山町の駅前やモール商店街の各店舗の魅力をARコンテンツとして制作するという、非常に意欲的な試みです。
ARで基山町の魅力を発掘!
2024年1月から3月にかけて、生徒たちは基山町の店舗を一つずつ丁寧に取材。各店舗の特徴や魅力を捉え、それを活かしたARコンテンツを制作します。3月13日には、基山町との合同発表会が予定されており、生徒たちの熱意と創造性が凝縮された作品が披露される予定です。
スマートフォンで手軽にAR体験
観光客や利用客は、アプリをダウンロードする必要なく、各店舗に設置されたQRコードをスマートフォンで読み取るだけで、ARコンテンツにアクセスできます。お店の外観や内装、商品などを実際に見ながら、高校生が制作したストーリーや情報を重ねて楽しむことができる画期的なシステムです。
最新技術と地域活性化の融合
ARコンテンツの制作には、株式会社palanのプラットフォームが活用されます。ノーコード開発環境により、高校生でも高度なARコンテンツを制作することが可能となっています。制作過程では、株式会社JICUの講師によるフィードバックを受けながら、生徒たちは店舗の課題解決に繋がるアイデアを練り上げていきます。さらに、株式会社palanの担当者も制作過程に参加し、生徒たちをサポートすることで、質の高い作品作りを目指しています。
クラウドファンディングでプロジェクトを支援
このプロジェクトは、生徒たちの手弁当でここまで進められてきましたが、より多くの店舗にARコンテンツを展開し、効果的なプロモーションを行うためには、資金の確保が不可欠です。そこで、クラウドファンディングを実施し、広く社会からの支援を募っています。資金だけでなく、プロジェクトへの関わりや応援も募っており、オープンチャットへの参加も呼びかけています。
東明館高等学校、株式会社palan、株式会社JICU
東明館高等学校は、長年の歴史と伝統を受け継ぎながら、現代社会に適応した教育を実践している学校です。一人一台PCを導入し、ICTを活用した教育環境を整えています。
株式会社palanは、WebAR技術の開発・提供において豊富な実績を持つ企業です。地方自治体やエンターテインメント業界など、幅広い分野でWebARを活用したサービスを提供しています。
株式会社JICUは、九州エリアを中心にフリーランス支援を行う会社です。地方創生に貢献するプロジェクトにも積極的に取り組んでいます。
未来への投資
「ARミライナビ基山」プロジェクトは、高校生たちの熱意と、企業の技術力、そして地域社会の協調によって実現しようとしている、非常に意義深い取り組みです。このプロジェクトが基山町の活性化に大きく貢献し、未来への明るい展望を切り開くことを期待しています。
会社情報
- 会社名
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株式会社JICU
- 住所
- 佐賀県鳥栖市
- 電話番号
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