ひとり親家庭と物価
2026-03-24 14:04:36

ひとり親家庭の生活に迫る物価上昇と収入の現実

ひとり親家庭の厳しい生活実態



最近の調査によって、物価上昇が進む中でのひとり親家庭の厳しい現状が浮き彫りになりました。認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパンが運営するフードバンク「グッドごはん」では、低所得のひとり親家庭を対象にした調査を実施。この結果、多くの家庭が生活の中で困難を強いられている様子が明らかになりました。

調査の背景と目的



調査は、2026年の2月と3月にかけて行われ、「グッドごはん」の利用者1,818名からの回答が集められました。この調査は、収入や生活状況を把握するためのもので、ひとり親家庭がどのような経済的困難に直面しているかを明らかにすることを目的としています。調査の結果、世帯年収200万円未満の家庭が約50%を占めるなど、その経済基盤の脆弱さが浮き彫りになりました。

物価上昇の影響



調査結果によると、約6割の家庭が「非常に苦しい」と回答しており、その理由として物価の上昇が挙げられます。
「自分の食事の量や回数を減らす」という対応を取っている回答者が多く、家計の困窮ぶりが伺えます。このような状況は、手取りの収入が増えないまま物価が上昇しているため、生活が一層厳しくなっていることを意味しています。

家計が圧迫される実態



多くの家庭が日々の食費を抑えるために、食事の量を減らすなどの工夫を強いられています。自由記述の中には、食事の回数を減らす、冷暖房を使わないといった悲痛な声も寄せられており、生活の質が著しく低下していると感じられます。それに加え、昨年は職場で賃上げがなかったという声が約6割もあり、このままでは家計の支出は増える一方です。

雇用の不安定さ



また、調査において約半数の回答者が非正規雇用であることも大きな問題です。このため、安定した収入を得ることが難しく、生活の質が影響を受けています。安定した雇用に就けない理由の一つに、賃上げの後押しが乏しいことが挙げられます。実際、賃上げがあったとしても、その大半は月3,000円未満にとどまるというケースが目立ち、多くの家庭が「働いても生活は楽にならない」と感じています。

社会的な支援の必要性



調査の自由記述には、生活の不安定さから、将来の生活に希望を持てないという切実な声が多く寄せられました。この状況では、個々の家庭の努力だけでは乗り越えられない問題が浮き彫りとなっており、社会全体での支援が求められています。

「働くほど手取りが減る」という制度のはざまで苦しむ状況が続いているため、未来を見据えた支援の枠組みが不可欠です。子どもたちが安心して成長できる環境を整えるために、社会全体でこの問題に取り組むことが求められています。

まとめ



今後、この調査結果が多くの人に知られ、関心を集めることで、ひとり親家庭が抱える生きづらさを改善するための動きが進むことを願います。こうした現状を知り、共に考え行動することが、より良い社会を築く第一歩です。私たち一人ひとりがこの問題に対し、意識を持ち続ける必要があります。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人グッドネーバーズ・ジャパン
住所
東京都大田区西蒲田7-60-1ソメノビル7階
電話番号
03-6423-1768

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