地域の多様性を尊重する「アライウィークくにたち」が始まる
2024年12月1日から28日の期間、東京都国立市で「アライウィークくにたち」が開催されます。このイニシアチブは、LGBTQについての理解を深め、支援者である「アライ」を増やすことを目的としています。この取り組みに、株式会社ファミリーマートが参加し、地域、企業、教育機関と連携して活動を行います。
ファミリーマートの取り組み
ファミリーマートは、地域の絆を深めるために「ファミマこども食堂」を運営しており、そこで様々な新しい施策を展開します。特に注目されるのが、同社のイートインスペースを利用した「多様性を知る絵本の読み聞かせ」です。これは、子どもたちがLGBTQに関連する多様性について考えるきっかけを提供します。
コラボイベントの詳細
- - 実施日時: 2024年12月7日(土)10:00~11:30
- - 参加者: 小学生までの子どもとその家族
- - 開催場所: ファミリーマート国立東一丁目店
- - 予定内容: 中には、ReBitによる絵本の読み聞かせや、子どもたちによる店舗での仕事体験が含まれています。
国立市との連携
また、国立市との協力により、LGBTQに関するパネル展示が行われます。この展示は、すべての人が自分らしく地域で暮らせる社会を目指すもので、ファミリーマート国立東一丁目店で掲示され、多くの人々とつながる機会を生みます。展示は2024年12月1日から28日までの期間中、地域の人々に向けて行われます。
一橋大学での講演
さらに、ファミリーマートとReBitは、一橋大学で「多様性を活かしあう組織風土へ SOGIと就活・職場の居心地」というテーマで講演を行います。この講演では、LGBTQの就職支援や多様性を重視した組織の運営について議論し、参加者が自分自身のキャリアについて考える機会を提供します。
各担当者からのコメント
国立市は、社会的孤立をなくし、誰もが安心して暮らせる地域を築くことに取り組んでいます。ファミリーマートと多様な団体が協力することで、この理念がより実現されることが期待されています。ReBitはLGBTQの子どもたちが未来を選ぶことができるよう支援をしており、「アライウィークくにたち」を通じてさらに理解を深めるための活動に取り組むとしています。
レインボー認定の取得
ファミリーマートは、LGBTQの理解と支援を拡大する取り組みが評価され、PRIDE指標2024で5年連続の最高評価「ゴールド」を受賞し、コンビニ業界初の「レインボー認定」を獲得しました。この認定は、他のプレイヤーと協力しながら、LGBTQ+の人々が自分らしく働ける社会作りに貢献する企業に贈られます。
今後もファミリーマートは、地域社会との連携を深め、多様性を尊重する施策を推進していく方針です。ファミリーマートのビジョンは、「あなたと、コンビに、ファミリーマート」とし、地域に寄り添ったサービスを提供することに力を入れています。