デジタルマーケティングの新時代、Appierとエクスチュアが提携
株式会社Appier(エイピア)は、先日、エクスチュア株式会社とのパートナーシップ契約を締結したことを発表しました。この提携により、Appierのさまざまな先進的なデジタルマーケティングソリューションが、エクスチュアのサポートを受けて展開されることになります。
鋭意開発された製品たち
Appierは、2012年からAIを搭載したマーケティングソリューションを開発し、グローバルに展開しています。特に注目されるのは、
- - AIQUA(アイコア): パーソナライゼーションを実現するクラウドサービス
- - AIXON(アイソン): インテリジェントデータ拡張プラットフォーム
- - AIRIS(アイリス): AIカスタマーデータプラットフォーム(CDP)
これらの製品がエクスチュアによって導入支援されることで、企業はより効果的にデジタルマーケティングを活用できるようになります。
目指すは顧客体験の向上
エクスチュアのCEOである原田憲悟氏は、顧客体験の向上にはマーケティング成果の向上が必要だと強調しています。そのためにはデータプラットフォームや配信システムが不可欠です。Appierとの提携により、効果的なユーザーセグメントの発見と施策の実行が一層進むと確信しています。エクスチュアは顧客体験(CX)の向上に向けて、今後も積極的に支援を行っていく方針です。
両社の協力によるシナジー
Appierの日本市場部門のシニア・ダイレクターである木村近義氏は、今回の協業により、企業のデジタル変革を支援できることを大いに期待しています。データ統合やコンサルティングに強みを持つエクスチュアとの協力により、効率的なオペレーションと優れた顧客体験の実現が可能になるとしています。両社の知見を結集し、よりパーソナライズされたソリューションを市場に提供することを目指しています。
エクスチュアの役割
エクスチュアは、「Data to the People」をミッションに掲げ、マーケティングテクノロジーの複雑さを解消し、データ活用を推進しています。データ分析基盤の構築や可視化、機械学習や生成AIを活用した支援を通じて、企業のマーケティング成果を向上させることを目指しています。
Appierのビジョン
Appierは、「誰もが簡単に使えるAIの普及と実用化」を推進しており、AIを活用したマーケティング支援を行っています。アジア太平洋地域、欧州、米国に拠点を持ち、企業が迅速かつ正確な意思決定を行える未来の構築に貢献しています。東京証券取引プライム市場にも上場しており、注目される存在です。
最後に
この新たなパートナーシップは、両社にとって大きな前進であり、デジタルマーケティングの分野において革新をもたらすことが期待されています。企業の成長を支援するために、今後もAI技術を活用したソリューションの提供が進むでしょう。