FAVTOWN受賞!
2024-10-17 03:17:51

地域愛を高める「FAVTOWN」が2024年度グッドデザイン賞を獲得!

地域愛を高める「FAVTOWN」が2024年度グッドデザイン賞を獲得!



シナジーマーケティング株式会社(大阪市北区)が展開するふるさとファンメディア「FAVTOWN」が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2024年度グッドデザイン賞」を受賞しました。この受賞は、地域とのつながりを深める新しい公民共創モデルとしての高い評価に基づいています。特に、本プロジェクトは、地域を離れた若者たちを支援し、地元への愛着を育むことを目的としている点が評価されました。

FAVTOWNとは?



「FAVTOWN」は、地域との結びつきを大切にする会員制のコミュニケーションサービスです。地域の出身者や住民、さらには地元企業や学校などが「地元が好き」という共通の思いでつながり、自分たちの故郷に誇りや愛着を持ち続けることを促進しています。特に、若者が故郷を離れても地域とのつながりを保つことができ、将来的には地域に戻りたいと感じられるような環境作りを目指しています。

地方では若者の転出が深刻な問題となっており、その背景には、都市部に比べて教育や就業機会が限られていることが挙げられます。従来の地域活性化策が主に産業振興やインフラ整備に焦点を当てていたのに対し、FAVTOWNは「心の距離」にアプローチし、地域とのつながりを強化する新しい視点から関係人口の創出を図っています。

公民共創モデルの特徴



このサービスは、公民共創モデルとして、自治体や地元企業、地域団体が一体となって持続可能な地域を目指すものです。2023年2月から和歌山市でサービスを開始し、2024年7月からは愛媛県南予地域の3自治体に拡大しています。現在、和歌山市には3,500人以上の会員登録者があり、「ふるさと便」には50社以上の地元企業が協力しています。

経緯と成果



これまでの進展として、FAVTOWNでは「ふるさと便」による物品提供の仕組みが評価されています。そして、送付者に対するアンケート結果では、52%の回答率で98.8%の満足度を記録。約8割が友人に勧めたいと感じ、応援企業への感謝の気持ちも高まっているとのことです。愛媛県南予地域においても450人以上の会員登録者ができ、着実に関係人口を増やし続けています。

審査員の評価



受賞に際して、審査員からは次のような評価が寄せられました。「FAVTOWNは地域から羽ばたく若者を無理に引き止めるのではなく、応援し、どこに行っても地元であることを誇りに思わせる取り組みです。」と紹介されており、地域愛を深めるきっかけとしての役割が期待されています。

自治体からのコメント



受賞を受けて、和歌山市や愛媛県松野町からの期待の声も寄せられました。和歌山市長からは「FAVTOWNが評価され、グッドデザイン賞を受賞したことが大変うれしく思います」とコメントがあり、地域愛を育む活動の重要性が強調されました。また、愛媛県の各町からも、この取り組みが県内での地域活性化の新たなモデルとなるよう期待されているとのことです。

まとめ



「FAVTOWN」は、地域とのつながりを大切にし、愛着を深めるための効果的なプラットフォームとして脚光を浴びています。受賞を機にさらなる発展が期待され、地域の未来にどのような貢献を果たすのか、今後が楽しみです。地域から世界へ羽ばたく若者たちを支援する「FAVTOWN」のさらなる飛躍に期待が高まっています。


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会社情報

会社名
シナジーマーケティング株式会社
住所
大阪府大阪市北区堂島1-6-20堂島アバンザ21F
電話番号

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