古野電気株式会社が「ハイウェイテクノフェア2025」に出展
古野電気株式会社(本社:兵庫県西宮市、代表取締役社長:古野幸男)が、2025年10月16日(木)から17日(金)に開催される日本最大級の道路インフラ展示会「ハイウェイテクノフェア2025」に出展します。この展示会は全国の道路管理者や建設会社、技術者が集まり、先進的な製品や技術を直接体験できる貴重な機会となっています。
展示ブースの見どころ
古野電気のブースでは、過酷な環境でも高精度な車両検知が可能な最新のミリ波レーダーを紹介。車両の検知情報をカメラ映像に処理して重ね合わせることで、リアルタイムでの情報提供を実現します。この技術は交通安全や効率的な交通管理の新しい可能性を開きます。
ミリ波レーダーの特長
今回出展するミリ波レーダーは以下のような特性を持っています。
1.
幅広い用途に対応: 交通量の監視から交差点監視、逆走検知まで、多岐にわたるニーズに対応。
2.
高性能検知: 最大200mの距離から6車線同時に検出可能。近接車両の識別も高精度。
3.
リアルタイム性: 1秒間に20回のデータ更新で即時反映。
4.
環境耐性の優位性: 雨や霧、夜間でも安定した検知性能を発揮し、追加の照明設備が不要。
5.
設置・運用の容易さ: 小型で軽量、低消費電力で24時間以上の連続運用が可能。
6.
メンテナンス負担の軽減: 可動部がなく故障リスクが低く、保守コストのダウンタイムを大幅に削減。
このミリ波レーダーは、海上事業で培った古野電気の高度な信号処理技術を基にしています。これにより、道路交通分野でも同等の高品質な製品を提供することで、より安全で快適な社会の実現に寄与します。
展示会の詳細情報
- - イベント名: ハイウェイテクノフェア2025
- - 日程: 2025年10月16日(木)〜10月17日(金)
- - 場所: 東京ビッグサイト 東7・8ホール
- - ブース番号: C-029
- - 公式サイト: ハイウェイテクノフェア2025公式サイト
古野電気株式会社について
1948年に魚群探知機の実用化に成功して以来、同社は舶用電子機器分野で独自の超音波技術と電子技術を駆使し、多くの革新的な商品を提供し続けています。現在、世界90カ国以上での販売体制を築き上げ、業界をリードするメーカーとして確固たる地位を確立しています。
本社は兵庫県西宮市にあり、設立は1951年。主に船舶用電子機器および産業用電子機器の製造と販売を行っています。また、同社は東京証券取引所のプライム市場に上場しており、2023年時点での売上高は約126,953百万円、従業員数は約3,368名です。私たちはこれからも、安全で快適な交通社会の実現に向け、革新的な技術と製品の開発に取り組んでいきます。