音の挑戦、今始まる
2025-09-10 15:18:23

音の可能性を広げる「TRANSPOSE Innovation Challenge」開催に向けて

ヤマハが音を起点に革新を促す「TRANSPOSE Innovation Challenge」開催



ヤマハ株式会社は、音というテーマのもとに新しいビジネスモデルを模索するグローバルビジネスコンテスト「TRANSPOSE Innovation Challenge」を発表しました。この取り組みは、世界中の企業やスタートアップと協力し、「Sound」を通じて新たな価値を創造することを目指しています。

新規事業開発が進化する背景



2023年4月、ヤマハは新規事業開発部門を社長直下に新設し、新たな事業創出に向けた強力な基盤を築きました。「TRANSPOSE」という新名称のもと、イノベーションを促進する仕組みを確立し、新たな価値の創出を目指しています。この具体的なステップとして位置づけられるのが、今回発表された「TRANSPOSE Innovation Challenge」です。

コンテストの概要



このコンテストは2025年9月10日から10月31日まで、世界中のアイデアを募集します。応募された提案は、審査を経てファイナルピッチに進出し、特に優れたアイデアには事業化に向けてのサポートが提供されます。クライアントのニーズを満たす具体的なビジネスプロジェクトを具現化するために、ヤマハとそのパートナー企業が強力に支援します。

応募テーマと審査スケジュール



コンテストのテーマには、「Sound ✕ Place」、「Sound ✕ Well-being」、「Sound ✕ Creative」が設定されています。審査スケジュールは以下の通りです:
  • - 一次審査:2025年11月
  • - 二次審査:2025年12月から2026年1月
  • - ファイナルピッチ:2026年2月

選考のプロセスとパートナーシップ



優れたアイデアには、最大500万円の事業開発資金やPoC(概念実証)のサポートが提供され、ヤマハの米国子会社である「Yamaha Music Innovations Fund I, LP」や他の米国VCとの資金調達の協議も行います。また、各種パートナー企業との連携を通じて、ビジネスチャンスも広がります。

障害を越えて、音の力を信じる



ヤマハの執行役員、北瀬聖光氏は、「AIやロボットの進化が進む現代において、音楽は人々の心に豊かさをもたらす」と述べ、音の力で社会を豊かにする未来を想い描いています。また、音による新しい都市の進化についても期待を寄せています。彼は、共に志を持つスタートアップとの出会いを楽しみにしています。

グローバルな共創の実現へ



このコンテストは、さまざまな分野の企業と連携し、アイデアを具体化・事業化する支援体制を構築しています。ヤマハは、グローバルなアイデアの発掘を通じて、スタートアップとの共創による社会価値の創出を目指します。音を媒介とした新たなビジネスが、未来を創造することを期待しています。

公式サイトへのアクセスはこちら

本コンテストは、横浜市経済局の後援を受けており、ヤマハとパートナー企業の支援のもとに、新たなイノベーションを生み出すことが期待されています。


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会社情報

会社名
ヤマハ株式会社
住所
静岡県浜松市中央区中沢町10番1号
電話番号

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