昔ながらの自然に触れるクリスマスリース作り
東京・檜原村の森林資源を使った特別なクリスマスリース作りのワークショップ「森のワークショップ Natree」が、2024年12月19日に神奈川県横浜市の「ハリー・ポッター マホウドコロ ランドマークプラザ店」で開催される。このイベントは、東京都檜原村にある東京牧場株式会社が行っており、間伐材で製作された大型リースが全国の「ハリー・ポッター マホウドコロ」店舗で展示されている。
森とつながる体験
このワークショップでは、檜原村の間伐材やドングリ、マツボックリなどの自然素材を使って、自分だけのフレッシュリースを作る楽しさを体験できる。クリスマスの飾りとして素敵な作品ができるだけでなく、材料のエイジング後に苗木を育てることで、持続可能な森林保全に貢献できるのが大きな魅力だ。参加者は、創作の楽しさだけでなく、環境への貢献を実感できる貴重な体験が待っている。
檜原村の魅力と課題
檜原村は村の93%が森林で占められ、ヒノキやスギの間伐材が豊富に得られる場所である。しかし、近年の林業の人手不足が森の管理に影響を及ぼし、苗木の生産や植樹数が減少しているという厳しい現実がある。これを踏まえ、東京牧場は「森の赤ちゃん」を都市部で育ててもらい、都市と森を結ぶ新たな循環を創出しようとしている。
都市部での『どんぐりの里親体験』
参加者は、庭先やベランダでドングリを育て、その苗を檜原村の森林へ植え戻すことができる。ガーデニング感覚で楽しみながら、持続可能な森林管理の一環に貢献できるのだ。こうした取り組みを通じて、都市部における森林保全への意識が高まり、より多くの人々に森林とのつながりを感じてもらいたいと考えている。
自分事としての森林保全
森林保全は多くの人々にとって身近な課題でありながら、自分とは無関係のことと感じられがちだ。このワークショップは、間伐材や種子を通じて、参加者が日々の生活に自然を取り入れながら、森を守る意識を持つきっかけとなる。
新たな展望
東京牧場株式会社は、全国の森林管理を行う個人や企業と連携し、間伐材と種子を使ったワークショップの開催を進めていく計画もしている。都市と自然がつながるこの取り組みは、リース作りだけにとどまらず、未来に向けた多様な展開を期待させる。
ワークショップの詳細
次回のクリスマスリース作りワークショップは、2024年12月19日(木)に、「ハリー・ポッター マホウドコロ ランドマークプラザ店」で行われる。参加を希望する方は、公式サイトから詳細を確認の上、予約を忘れずに!
会社情報
東京牧場株式会社は、檜原村を拠点に都市農業や地域活性化に取り組んでおり、持続可能な社会作りに向けた様々なプロジェクトを展開している。彼らの活動は、地域社会や環境に大きな影響を与えるものであり、未来の豊かな森作りに向けた一歩となるだろう。