MIRAIWOODの技術革新
2024-11-10 23:27:46

バイオマス環境素材MIRAIWOODの3Dプリント技術がもたらす革新

バイオマス環境素材MIRAIWOODによる3Dプリント革命



菱華産業株式会社は、環境に配慮したバイオマス素材MIRAIWOOD®︎を使用した新たな3Dプリント技術の開発に取り組んでいます。この技術により、少量生産の迅速化が可能となり、製品開発のプロセスが大幅に改善されることが期待されています。これまで高コストだった射出成形試作の時間と費用の短縮が実現できれば、環境素材の普及にも大きく寄与することでしょう。

背景と目的



この技術開発は、株式会社明治が主催する「CACAO STYLE プロダクトデザインアワード2023」において、環境素材MIRAIWOOD®︎の普及を目的として協賛し、菱華賞を授与したことに遡ります。特に、カカオ豆の資源利用を促進するこのアワードは、環境素材を活用した魅力的な製品開発アイデアを公募し、菱華産業株式会社内で選定した結果、10選が選ばれました。

3Dデジタル技術の導入



2024年には、3D-CADによるデザインや3Dプリンターによる形状試作が普及していますが、菱華産業はこの技術を更に進化させることを目指しています。具体的には、3Dデジタル技術を駆使し、環境素材MIRAIWOOD®︎による成形技術の確立を目指します。これにより、試作のハードルが飛躍的に下がり、多様なOEM製品の開発が可能となります。

進捗と展望



現在、MIRAIWOOD®︎ペレットを用いた3Dプリント成形が成功しており、大型3Dプリント技術の開発も進行中です。特に、1000mm x 1000mm x 1000mmというサイズでの試作も計画されており、さらには協力企業との連携を通じて、環境素材の性能試験や品質検証が実施されることとなります。

菱華産業は、3Dデジタル技術の導入により、多くの企業への環境素材の普及を目指しており、MIRAIWOOD®︎ FORUMに参加している企業との共同開発も見込まれています。この連携により、新たな環境素材が次々と市場に登場することでしょう。

応募作品と審査



今回のアワードには、多くの高品質な応募作品が集まりました。菱華賞を受賞した10作品は、いずれも高い評価を受けたもので、順次製品化が進められる見込みです。また、惜しくも選から漏れた作品についても、試作開発が検討されており、実現の可能性が模索されています。

審査を担当したデザイナーの森豊史氏からも、サステナブルデザインへの関心の高さが示されています。今回の技術開発は、新たなアイデアを形にするための可能性を拡げることでしょう。

お問い合わせ



このMIRAIWOOD技術開発に関する詳細については、MIRAIWOOD FORUM公式サイトを通じてお問い合わせいただけます。菱華産業株式会社は、環境素材の未来を切り開くため、今後も積極的に取り組んでいく所存です。


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会社情報

会社名
菱華産業株式会社
住所
東京都中央区日本橋室町4-6-2
電話番号
03-5962-3901

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