宮島の包装デザイン
2021-11-11 07:06:36
宮島の風景を感じる新しい包装デザインが評価される!
宮島の風景をデザインに込めた“宮島の風物”
広島県廿日市市の宮島に位置する有限会社博多商店(屋号: 博多屋)のもみじまんじゅうのパッケージ、"宮島の風物"が、最近開催された「第17回ひろしまグッドデザイン賞」でパッケージ部門のグランプリを受賞しました。この受賞は、ブランドのアピール力とデザインの美しさが融合した素晴らしい成果を示しています。
デザインの特徴
"宮島の風物"は、宮島を連想させるさまざまな風景やシンボルをアイコン化したデザインが施されています。具体的には、杓子、大鳥居、鹿、ロープウェイ、五重塔、花火、海鳥などの風物がテキスタイル化され、見る者に親しみを与えつつ、もみじまんじゅうの楽しさを引き立たせています。
この包装デザインは、単に商品を包むものではなく、消費者が手に取ったときに宮島の美しい風景を思い起こさせ、旅の余韻を感じさせるのです。また種類が豊富になっているもみじまんじゅうの、見分けやすさを重視した配色や、デザインの統一感は、店頭での選びやすさに寄与しています。
博多屋のこだわり
博多屋では、もみじまんじゅうの生地や餡にこだわり、自家製の美味しさを追求し続けています。歴史は明治初期にさかのぼり、創業当初は杓子の卸問屋として地域に根ざしていました。以来、様々な形で地域の文化を支えてきた博多屋は、もみじまんじゅう製造の全工程を可視化し、消費者にその過程も楽しんでもらうことを意識した店舗づくりを進めています。
特に新型コロナウイルス感染症による影響を受けつつも、2021年に新包装パッケージに切り替え、美しい宮島を感じられるデザインを提供しています。
新しい店舗空間
博多屋の店舗は、表参道から海岸通りへ抜ける特異な構造で、前面には海の見えるスロープ状の空間が広がります。その中には、ガラス越しに見えるもみじまんじゅう製造工場が設置されており、製造過程を体験することができます。このような形で、博多屋は『宮島の、かたち。』という企業コンセプトを具現化し、消費者に対する旅の思い出や期待感を充実させています。
名物としての成長
博多屋のもみじまんじゅうは、現在8種類のバリエーションを展開しており、求められる焼きたての味わいを提供しています。地域の特産品として名高いだけでなく、こだわり抜かれたレシピや製法により、宮島に訪れた人々によって支持されています。
これからも新たなお土産として、宮島の風景とともに楽しんでもらいたいと願う博多屋。新包装デザイン"宮島の風物"は、その全てを象徴するアイテムとなっています。ぜひ、宮島に訪れた際にはこの素晴らしいもみじまんじゅうを手に取ってその魅力を体験していただきたいと思います。
会社情報
- 会社名
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有限会社博多商店
- 住所
- 広島県廿日市市宮島町459番地
- 電話番号
-
0829-44-0341