エミレーツ・グループが244億ディルハムの利益を報告
アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに本拠を置くエミレーツ・グループは、2025-26年度の業績を発表し、過去最高の利益を達成したことを明らかにしました。特に、244億ディルハム(約66億米ドル)の税引前利益は、前年比7%の増加を記録しており、業界での収益性の向上を示しています。
2025-26年度の主な業績
エミレーツ・グループの年次報告書では、以下のような素晴らしい業績が示されています。
- - 税引前利益: 244億ディルハム(66億米ドル)
- - 売上高: 1,505億ディルハム(410億米ドル)
- - 現金資産: 596億ディルハム(162億米ドル)
いずれも過去最高を記録しており、特に現金資産は前年から12%の増加を見せました。また、EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)も411億ディルハム(112億米ドル)という強固な数字を示しています。
エミレーツ航空の収益性
エミレーツ航空は、世界有数の収益性を誇る航空会社として、2025-26年度においてもその地位を維持しました。以下は同社の主な実績です。
- - 税引前利益: 228億ディルハム(62億米ドル)、前年比7%増
- - 売上高: 1,309億ディルハム(357億米ドル)、前年比2%増
- - 現金資産: 549億ディルハム(150億米ドル)、前年同時期から10%増
これらの数字はエミレーツ航空が業界内でますます強力な存在であることを示しており、顧客へのサービス向上や新たなビジネス機会へのアクセスを可能にしています。
dnataの成長
また、エミレーツグループの関連企業であるdnataも、全ての事業部門において堅調な成長を遂げました。以下がその成績です。
- - 税引前利益: 16億ディルハム(4億3700万米ドル)、前年比2%増
- - 売上高: 236億ディルハム(64億米ドル)、前年比12%増
- - 現金資産: 47億ディルハム(13億米ドル)、前年比28%増
企業全体としての成長は、全ての事業部門において良好なパフォーマンスを維持し続けていることを証明しています。
配当と税制の影響
特に注目すべきは、エミレーツ・グループが所有するドバイ投資公社(ICD)への35億ディルハム(10億米ドル)の配当支払いを発表したことです。この分配は、企業の成長を支える一環として非常に重要です。
さらに、今年からUAEの法人税率が9%から15%に引き上げられることに関連して、税引後利益は210億ディルハム(57億米ドル)となり、前年比で3%増加しました。これにより、益々競争の激しい市場環境においてもエミレーツ・グループが優位性を持ち続ける基盤が築かれています。
エミレーツ・グループは、これらの成果を踏まえ、さらなる持続可能な成長に向けた戦略を推し進めていくことでしょう。業界のリーダーとして、今後の展開に期待が高まります。