更年期女性を支えるLINE健康相談サービス『menopeer』がスタート！

更年期女性を支える新たなサービス『menopeer』の登場

2023年1月31日にサービスを開始した『menopeer』は、40代、50代の女性のための健康相談サービスです。このサービスは、LINE通話を利用して、食事や睡眠といった生活習慣から病院の選び方まで、幅広い健康に関する悩みを相談できる場を提供しています。

専門家による的確なサポート

『menopeer』は、婦人科や更年期専門クリニックでの経験を活かした看護師、助産師、管理栄養士の専門家チームがサポートにあたります。さらに、ほぼ全員がメノポーズカウンセラーの資格を持ち、キャリアコンサルトやサプリメントアドバイザー、睡眠改善インストラクターなど、さまざまな専門スキルも保有しています。このように、他の健康相談サービスとは一線を画す、更年期領域に特化したプロフェッショナルチームが特徴です。医療監修者には、東京歯科大学市川総合病院の産婦人科准教授である小川真里子氏が名を連ね、アドバイザーには日本更年期と加齢のヘルスケア学会の理事である江藤亜矢子氏も参加しています。

サービスの概要

『menopeer』では、相談サービスが30分3,190円（税込）から利用でき、医師監修によるLINEセルチェックTYPE診断や、更年期に関連した記事を定期的に配信するサービスも提供しています。使い方は簡単で、LINEのお友達登録をするだけで、専門家に相談可能です。詳細は公式サイトを訪れることで確認できます。

社会的背景とサービスの必要性

近年、日本における更年期に対する意識が高まっています。2021年にNHKスペシャルで放送された「#みんなの更年期」は、多くの人々の注目を集め、2022年には岸田首相が衆院の場で女性の更年期支援策を検討する旨発言しました。このような背景の中、働く女性の約四分の一が45歳から54歳に該当し、その多くが更年期症状に悩まされています。さらには、女性の更年期離職による経済的損失は4,200億円にも達するという試算もあります。更年期特有の健康課題が浮き彫りになる中で、女性が自己実現をあきらめざるを得ない状況を防ぐために、『menopeer』のようなサポートが求められています。

地方の女性たちへの支援

産婦人科医の数が不足している状況は特に地方で顕著です。更年期医療に特化した医師も限定的で、通院が難しい女性たちが多数います。そこで『menopeer』は、オンラインで専門家にコネクトできる環境を提供することで、地域に関わらず女性たちが必要なケアを受けられる可能性を高めることを目指しています。多くの女性が自分の健康問題を抱えつつも、相談する手段を持たない状況を打破するため、気軽に使用できるこのサービスが重要な役割を果たします。

代表者の思い

代表の木村琴子氏は、以前会社員として働いていた際に婦人科疾患に悩まされ、適切な医療にアクセスする難しさを痛感していました。この経験を通じて、女性の健康はホルモンバランスの影響を強く受けることを実感し、適切な情報や医療を得ることの重要性を理解しました。その結果、彼女は日本の女性向けに特化した更年期サポートを行う「menopeer」を立ち上げるに至りました。木村氏は、多くの悩める女性たちがこのサービスを通じて健康を取り戻し、自己実現へと向かうことを強く願っています。