伝統工芸ウィーク2016
2016-10-13 10:00:08
日本の伝統工芸の魅力再発見!JAPAN TRADITIONAL CRAFTS WEEK 2016
JAPAN TRADITIONAL CRAFTS WEEK 2016:日本の伝統工芸が現代に息づく
2016年、日本の伝統工芸の魅力を再発見するイベント「JAPAN TRADITIONAL CRAFTS WEEK 2016」が開催されました。東京、名古屋に加え、初開催となる大阪・神戸エリアを含めた全国80店舗以上のライフスタイルショップが参加し、伝統工芸との斬新なコラボレーションの数々を披露しました。
イベント概要
期間は2016年10月22日(土)から11月3日(木)まで。東京、名古屋、大阪・神戸の各エリアで、選りすぐりの店舗がそれぞれの個性あふれる企画で来場者を楽しませました。メイン会場は、東京の伝統工芸青山スクエア、名古屋のパルコ、そして大阪・神戸の梅田蔦屋書店。各会場では、伝統工芸品を展示販売するだけでなく、職人による実演や、参加型のワークショップ、スタンプラリーなど、五感を刺激する多彩なプログラムが用意されていました。
多彩なコラボレーション
多くのライフスタイルショップが、全国各地の伝統工芸作家や工房とタッグを組み、独創的なコラボレーション商品を生み出しました。
例えば、東京エリアでは、
肥後象嵌(熊本)とのコラボレーションで、ペーパーウエイトやペンダントヘッド制作のワークショップを実施した伝統工芸青山スクエア
播州そろばん(兵庫)を使ったワークショップを開催したマスターウォール東京
大谷焼(栃木)と「究極のお茶碗」をテーマにしたコラボレーション商品を展開したAKOMEYA TOKYO
などが挙げられます。
名古屋エリアでは、
伊賀くみひも(三重)とのコラボレーションを行ったAroKandela名古屋PARCO
南部鉄器(岩手)とのコラボレーション商品を展開したDEAN & DELUCA名古屋
など、地域を代表する伝統工芸との魅力的なコラボレーションが実現しました。
大阪・神戸エリアでは、
九谷焼(石川)とのコラボレーションを行った梅田蔦屋書店
山中漆器(石川)を使ったペンダントライトを発表したHAREM OSAKA
加賀友禅(石川)を使ったインテリア商品を提案したリサブレア
などが、地域色豊かな商品や企画で来場者を魅了しました。
実演・ワークショップの充実
イベント期間中には、多くの店舗で伝統工芸の職人による実演やワークショップが開催されました。来場者は、職人の技を間近で見て、触れて、時には実際に体験することで、伝統工芸の魅力を肌で感じることができました。
イベントの意義
「JAPAN TRADITIONAL CRAFTS WEEK」は、単なる展示販売イベントではありません。日本の伝統工芸を現代のライフスタイルに溶け込ませ、その魅力を広く伝えることを目的としています。若年層を含む幅広い世代に伝統工芸への関心を高め、日本の文化遺産の継承に貢献する重要な役割を果たしていると言えるでしょう。
今後の展望
このイベントは年々規模を拡大し、参加店舗も増加しています。今後も、より多くの伝統工芸と現代のライフスタイルとの融合を促進し、日本の伝統文化の新たな可能性を切り開いていくことが期待されています。
会社情報
- 会社名
-
一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会
- 住所
- 東京都港区赤坂8-1-22赤坂王子ビル2階
- 電話番号
-
03-5785-1001