モリサワが提供するフォントで彩る大阪ヘルスケアパビリオン
株式会社モリサワは、2025年に開催される大阪・関西万博の一環として、新たに設立される「大阪ヘルスケアパビリオン」へのフォント提供を発表しました。このパビリオンは、大阪府と大阪市が共同で出展し、訪問者が「いのち」や「健康」、近未来のライフスタイルを体感できる展示空間を提供します。
ヘルスケアパビリオンの基本理念
「大阪ヘルスケアパビリオン」は、オール大阪の知恵やアイデアを結集させ、訪れた人々に感動や新たな発見を提供することを目的としています。これにより、大阪の都市活力や地域の魅力を世界中に伝える場となります。来場者は、体験や共創を通じてこのパビリオンの魅力を感じ、新たな行動のきっかけとなることを目指しています。
使用されるフォントの紹介
モリサワが提供するフォントは、次の通りです:
- - 見出ゴMB31
- - 太ゴB101
- - ゴシックMB101 B
- - UD新ゴ ハングル
これらのフォントは、全て写真植字(写植)書体を手がけたもので、安定感や力強さを兼ね備えたデザインが特徴です。オーソドックスなスタイルのため、見出しから本文まで幅広く利用可能です。また、UD新ゴ ハングルは、和文のUD新ゴに合わせて設計され、高い視認性を持つため公共の場でも情報を的確に伝えることができます。
大阪・関西万博への協賛活動
モリサワは2023年7月に、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会とPRブロンズパートナーとして協賛契約を締結し、さまざまな広報やプロモーション活動に参加しています。また、2024年5月にはフォント提供に関する協賛契約も結び、万博の公式アプリやパンフレット、会場サインなどさまざまな場面でフォントを使用される予定です。
モリサワの企業理念
株式会社モリサワは「文字を通じて社会に貢献する」という理念の下、フォントの研究・開発を進めています。特に、読みやすさを追求したUD(ユニバーサルデザイン)フォントの開発に力を入れており、2,000書体以上のラインアップを誇るフォントサブスクリプションサービス「Morisawa Fonts」や、ビジネス向けの「MORISAWA BIZ+」など、多様なフォントサービスを展開しています。これにより、さまざまな利用環境に応じた柔軟なフォント提供が実現されています。
お問い合わせ
今回のフォント提供に関する詳細や質問は、株式会社モリサワのEXPO2025推進室までお問い合わせください。
このように、モリサワは「大阪ヘルスケアパビリオン」の成功に寄与し、来場者にとって忘れられない体験の場を創造していくことを目指しています。