SHIFT80がナイロビのスラムの美を発信
エシカル・クリエイティブ・コレクティブSHIFT80は、2026年4月18日から5月17日まで、京都市のSferaにて新作展『キベラスラム、私たちの暮らしにようこそ』を開催します。この展覧会は、KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭のサテライトプログラム「KG+」の一環として行われ、富士フイルムの支持を受けて注目を集めています。
この展示は、ケニアのナイロビにあるキベラというスラムの人々の「暮らしの創造性」にスポットを当てています。一般的な「貧困」のイメージとは裏腹に、キベラでは人々が限られた資源を使い、独自の美意識や生活空間を楽しむ姿が描かれています。このような日々の中での「よろこび」を、見逃すことがあってはならないのです。
貧困の概念を再定義する
本展の特徴は、単なる「貧困の記録」ではない点です。人々のレジリエンス、つまり逆境を乗り越える力を正面から映し出し、観覧者に新たな視点を提供します。13年以上にわたり、SHIFT80のメンバーが築き上げた信頼関係を基に、多彩な表現方法でキベラの文化を発信しています。
この展示では、フォトグラファー政近遼が撮影した新作が披露されます。彼は、コミュニティの人々に住まいの内部へ招き入れてもらい、実際に彼らの生活を捉えました。この作品は、FUJIFILM GFX100RFで撮影され、高いクオリティで表現されています。
対等な関係性の重要性
SHIFT80は「We are all Earthlings. Share the little you have.」という理念を掲げています。これは、私たちすべてが同じ地球に住む仲間であり、わずかなものでも分かち合う大切さを訴えるものです。「支援」という言葉と一緒にある「支援される」関係性から、対等な出会いへとシフトすることが、本展の目指す方向です。
本展においては、遠く離れた場所での人々の暮らしに触れ、新たな価値観が生まれる機会を提供したいと考えています。たとえば、キベラのクリエイティブな取り組みが、観覧者の自身の価値観に変化をもたらすことを願っています。
展示概要
- - 展覧会名: キベラスラム、私たちの暮らしにようこそ
- - 会期: 2026年4月18日(土)〜5月17日(日)12:00-19:00(水曜定休)
- - 会場: Sfera(京都府京都市東山区弁財天町17 スフェラ・ビル)
- - 主催: 富士フイルム株式会社
- - 入場料: 無料
詳細については、公式サイトをご確認ください。
https://kgplus.kyotographie.jp/exhibitions/2026/gfx-challenge-grant-program-2024-x-kg%ef%bc%8b-discovery-award-2025/
この展示は、富士フイルムが主催するGFX Challenge Grant ProgramとKG+ Discovery Award 2025のコラボレーション展示でもあります。 SHIFT80は日本とケニアを拠点に、社会課題に向き合っています。彼らはアートやデザイン、ファッションを通じて共感を生み出し、社会に貢献する道を探求しています。今後の活動にも大いに期待です。