台湾観光局が贈る「Why Taiwan」若者向け旅行プラン企画の紹介

台湾観光局の「Why Taiwan」企画

この夏、台湾で特別な旅を経験するチャンスが到来しました。台湾観光局が展開する「Why Taiwan」は、台湾に住む日本人の若者に向けた旅行プランの募集イベントです。この募集は、予想されるポストコロナ時代に向けた新たな旅行スタイルを提案するもので、対象は18歳から29歳までの若者としています。

計画の趣旨は、旅行者が台湾の魅力を最大限に体験し、それをブログやSNSを通じて日本に発信することです。旅のテーマは多岐にわたり、グルメや文化、自然体験、祭り、離島巡りなどが含まれています。具体的には、台湾の美味しい料理を楽しむ「グルメプラン」や、元気いっぱいのサイクリング体験、神秘的な自然を感じるハイキング、伝統的な祭りに参加するイベントなど、ユニークなアイデアが求められます。

募集の背景と目的

コロナ以前、日本から台湾を訪れる観光客は年々増加しており、2019年にはその数が200万人を超えました。しかし、パンデミックによって旅行スタイルは変化し、現在台湾観光局は特にアクティブな若者層にフォーカスを当て、彼らの視点から台湾の魅力を再発見してもらうプロジェクトを立ち上げました。張錫聰局長は「日本市場は最重要な市場の一つ」として、日本の若者をターゲットにする理由を語りました。

応募要項と審査基準

「Why Taiwan」の応募は、2021年4月1日から4月29日まで受け付けており、公式サイトからのネット申込が求められます。参加希望者は、チームで「申込書」と「取材企画書」を提出し、台湾の名所である「日月潭」や「阿里山」を訪れるプランを考える必要があります。審査の基準は、創造性、内容の深さ、豊富さといった点が重視され、選ばれたチームは5月13日に発表されます。

入選したチームは、6月と8月に行われる体験旅行後、800字以上の取材記事を作成し、それを16回分のSNS記事として発信することが求められます。このミッションを完遂すると、最高で2万元（約72,000円）の旅行資金が支給されます。