十和田市、高森山球技場の芝生再生プロジェクト
青森県十和田市が発表した新たな取り組みとして、令和8年10月に予定されている「青の煌めきあおもり国スポ」へ向けて、高森山球技場の天然芝再生プロジェクトが始動しました。この取り組みは、ふるさと納税型のクラウドファンディングを通じて行われます。
芝生の危機とその背景
近年、青森は気候変動の影響を色濃く受け、特に夏場の高温や多雨が続いた結果、高森山球技場の芝生は衰退し、茶色に変色してしまいました。多くの部分が枯れ、高森山球技場は地域のサッカー選手や青少年のスポーツ活動において重要な役割を果たしているため、これは深刻な問題です。国スポの開催に向けて、この状態では適切な競技環境が提供できないため、早急な対策が求められています。
新芝種の導入と再生計画
プロジェクトでは、夏の暑さに強い新芝種を導入し、潮土改良及び張芝の植えつけを行います。新しい芝種は、密度が高く保守が容易で、コストも抑えられる特徴があります。これによって、国スポ開催時には高い競技環境を確保でき、さらに大会後も地域住民や子供たちに持続可能なスポーツ環境が提供されることを目指しています。
ふるさと納税型クラウドファンディングでの支援
今回のプロジェクトは、ふるさと納税型クラウドファンディングを通じて広く支援を募集します。支援者には感謝の意を込めて、十和田市の特産品が返礼品として用意されています。例えば、10,000円以上の寄付で青森県の熟成黒にんにく(黒宝)が、11,000円以上では青森りんごのアップルパイが、20,000円以上の寄付では青森県産あきたこまち(白米5kg)が手に入ります。この他にも、多数の特産品が揃っています。
地域住民の参加と寄付の意義
十和田市に居住する人々も寄付に参加でき、住民自身は返礼品を受け取れませんが、地域を盛り上げることが可能です。地域のスポーツ振興に寄与し、寄付金控除の優遇も受けられます。このプロジェクトに参加することで、住民は自身の地元をより良くするために貢献でき、持続可能な地域のために役立つでしょう。
プロジェクトの詳細と今後の展望
プロジェクト名は「未来の子どもたちへ届けたい!みんなでつくる十和田の天然芝サッカー場」で、目標金額は500万円、実施期間は令和8年3月31日までです。支援方法としては「さとふるクラウドファンディング」または「CAMPFIRE」での支援が利用できます。
「青の煌めきあおもり国スポ」は日本最大のスポーツイベントであり、十和田市にとっては重要な機会です。このプロジェクトを通じて、地域のスポーツ環境が向上すること、そして子どもたちに健康で快適な未来を提供することを強く望んでいます。
まとめ
高森山球技場の芝生再生プロジェクトは、地域のスポーツ振興と未来を見据えた取り組みです。十和田市の魅力ある特産品とともに、このプロジェクトへのご支援を何卒よろしくお願いいたします。自治体の公式連絡先は、青森県十和田市(とわだ産品販売戦略課)。
電話番号: 0176-51-6743
メールアドレス:
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