EdTech導入補助金
2020-10-06 10:00:06

EdTech導入補助金で学校のオンライン健康相談が新たな一歩を踏み出す

EdTech導入補助金と新たな学校の取り組み



教育の現場でのIT技術の活用が進む中、経済産業省による「EdTech導入補助金」が注目されています。この補助金は、EdTechに関連するソフトウェアやサービスを導入する学校や自治体の経費を支援し、教育界の変革を促進することを目的としています。

参加校一覧



この補助金を受けた実証校には、近畿大学附属広島中学校、静岡聖光学院、みどり市立笠懸南中学校、さらにはフリースクール花鶏学苑などが名を連ねています。これらの学校では、生徒たちの教育環境を改善し、より良い学びを提供するための試みが進行しています。

Welcome to talkの役割



中でも注目すべきは、「Welcome to talk」が提供するオンライン健康相談サービスです。このサービスは、学校の生徒、保護者、そして教職員を医師や心理士とオンラインでつなぎ、メンタルヘルスをサポートすることを目的としています。

「いつでも・どこでも・気軽に・手軽に専門家に相談できる」というコンセプトのもと、健康相談が行える環境を整備。生徒たちが、自身の健康について自発的に管理できるよう支援しています。テレビ会議システムを使い、医師との相談は60分、心理士との相談は30分とし、安心できる環境でじっくり話ができるのです。

社会的な背景



新型コロナウイルスの影響で、心の健康への関心が高まっている昨今、学校における精神保健対策がますます重要視されています。このような状況の中で、「Welcome to talk」は、精神保健や疾患に関する正しい情報を提供し、生徒たちが健康課題を自分自身で管理できる力を育むことを目指しています。

EdTechの最新動向



さらに、「未来の教室」というポータルサイトも併せて注目されています。ここでは、学校に役立つEdTechの最新サービスが紹介され、Welcome to talkのオンライン健康相談も登録されています。実際、142件の登録サービスの中で、唯一のメンタルヘルスケアサービスとして位置付けられています。

このように、EdTech導入補助金を受けた学校とWelcome to talkの取り組みは、教育界の革新を象徴するものと言えるでしょう。今後もこの動きがさらに広がり、全国の学校における健康管理の新しい形が定着することを期待しています。

会社概要



株式会社Welcome to talkは、東京都に本社を置く、学校保健および医療のコンサルティング会社です。設立は2018年1月で、代表取締役社長は医療に関する専門知識を持つ関﨑亮氏です。さらに、東邦大学の教授がアドバイザーとして支援に入っているなど、信頼のある体制が整っています。

学校保健の新たな試みとして、「Welcome to talk」のオンライン健康相談は、今後も多くの学校に導入されることでしょう。そして、健やかな学習環境の提供につながることが期待されます。

会社情報

会社名
株式会社 Welcome to talk
住所
東京都千代田区九段南1-5-6りそな九段ビル5階 KSフロア
電話番号
03-6403-5333

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