若手社員のエンゲージメント向上を目指して
ウィルソン・ラーニング ワールドワイド株式会社(本社:東京都港区)は、若手社員のエンゲージメントの低下や離職率の増加に対処するため、2024年10月より新しい宿泊型研修プログラム「マイ・ベースキャンプ for YOUTH」を提供することを発表しました。このプログラムは主に20代の社員を対象としており、彼らの自己発見と仲間とのつながりを深めるために設計されています。
研修の背景と目的
コロナ禍において、特に若手社員はリアルなコミュニケーションの機会が減少し、職場でのエンゲージメントが低下しています。「マイ・ベースキャンプ for YOUTH」はそんな状況に対応すべく、業務から完全に離れた環境で自己理解を深め、仲間との相互理解を高めることを目指しています。このプログラムを通じて、参加者は心身を解放し、前向きな心理状態で新たなアイデアや挑戦へとつながる力を育むことが期待されています。
プログラムの特長
この宿泊型研修には、いくつかの特徴があります。
1. 没入体験
日常業務から切り離された非日常的な空間で、深い対話や価値創造体験を行うことで、参加者は真剣に自己探求に取り組むことができます。
2. 心理的安全性の確保
管理者の同行や成果物の提出を義務づけないことで、参加者は自由に自己表現ができる環境が提供されます。このアプローチは、心理的な安全性を確保し、個々の声を大切にすることを重視しています。
3. カードゲームによる体験型学習
独自のカードゲームを使い、企業内での価値創造を疑似体験することで、自分の「WILL」(やりたいこと)を見つけ、それを仲間と共有する機会を提供します。これにより、参加者同士でのアイデアや意見の交換が活発に行われます。
期待される効果
この研修を受けることで、いくつかの具体的な効果が期待されます。
1. 自己理解と自己表現の向上
参加者は、自らの「WILL」を発見し、同時にそれを他者と共有することによって、より深い自己理解が得られます。自己表現の能力が高まることで、職場でのコミュニケーションも向上します。
2. 仲間との強い絆形成
共同生活を通じて、参加者同士が自然と強い絆を築きます。この関係性は、職場内での協力やコミュニケーションの基盤となるでしょう。
3. 創造的なアイデアの誕生
研修で共有された「WILL」をもとに、組織カルチャーの実現に向けた新たなアイデアが生まれ、それが行動計画に結びつくことで全体のエンゲージメント向上につながります。
研修の進行
「マイ・ベースキャンプ for YOUTH」は参加人数が15〜25名程度で、総所要時間は1泊2日。参加者が最大限に自己を解放し、仲間とのつながりを育むことにフォーカスした研修です。
参加希望者は、ウィルソン・ラーニングの公式サイトより詳細を確認・申し込むことができます。
今後の展望
ウィルソン・ラーニングは「マイ・ベースキャンプ for YOUTH」に続き、年内には管理職向けの研修プログラムもリリース予定です。これは若手社員が自ら提案したアイデアや挑戦を支援する内容が中心で、組織全体の成長を促進することを目指しています。
ウィルソン・ラーニングは今後も社員の意欲向上や企業の成長を包括的に支援し続ける考えです。