大容量データ転送を加速する「STORM®」のiOS版リニューアル
ユニゾンシステムズが開発した高速ファイル転送システム「STORM®」のiOS版が、2025年2月に全面的なリニューアルを迎えます。
背景と需要の高まり
現代ではデジタルコンテンツの利用が増え、特に動画データの取り扱いが際立っています。総務省が発表した最新のインターネットトラフィックのデータによれば、2018年の10Tbpsから2024年には36Tbpsへと急増。これは、動画コンテンツの増加や、生成AIによるデータ解析など、さまざまな要因が影響を与えています。このような状況を受け、報道機関やスポーツ関連の現場では、映像素材の転送をよりスムーズかつ簡便に行うニーズが強まっていました。
ユニゾンシステムズはこのニーズに応えるべく、STORM®のiOS版のリニューアルを決定しました。
主要なアップデート内容
リニューアルされた「STORM®」のiOS版には、使いやすさを向上させるための新機能が盛り込まれています。以下、その主なポイントを紹介します。
1.
IPhoneからの直接転送: 撮影した動画や画像をPCを介さずに、直接転送可能。手間を大幅に削減します。
2.
バックグラウンド転送機能: アプリを閉じても転送が続行されるため、他の作業に支障をきたしません。
3.
ファイルブラウジング機能: 転送先のフォルダ内容を事前に確認できるため、転送時のミスを防ぎます。
4.
転送先指定機能: 複数のフォルダがある場合、どのフォルダへデータを送りたいかを選べるようになりました。
5.
転送順変更機能: ユーザーからの要望に応え、転送するファイルの順序を変更することができます。
6.
UIの刷新: より見やすく、使いやすいデザインに一新され、直感的に操作できます。
STORM®の特長
「STORM®」は、独自のUDPプロトコルを用いた高速ファイル転送ソフトウェアです。数多くの特長を有し、以下がその要点です。
- - 遅延やパケットロスに強い: 信号が干渉を受けても安定した転送が可能です。
- - 大容量に対応: サポートするファイルサイズが非常に大きく、効率的な転送を実現します。
- - 高いセキュリティ: 転送中のデータをしっかりと保護する機能を完備。
- - 中断からの再開機能: 転送が中断しても自動的に再開されるため、手間いらず。
- - 他システムへの組み込みが可能: フレキシブルな設計により、多様なシステムとの連携も実現します。
詳細な情報や実際の操作感は公式サイトやデモ動画で確認できます。特に、デモ動画はリニューアルされた機能を映像で具体的に示しており、どのように利用できるかを視覚的に理解する手助けとなります。
企業情報
株式会社ユニゾンシステムズは、創業から34年を迎え、これまで放送局向けのシステム開発に特化してきました。最近では企業向けシステムにも力を入れ、映像技術をビジネスの現場で活用する提案を行っています。映像は事実を映し出す手段として、今後ますます重要な役割を担っていくことでしょう。
ユニゾンシステムズはこれからの映像ビジネスの未来を見据え、技術革新を進めていきます。ぜひ、新しくなった「STORM®」のiOS版を体験してみてください。
公式リンク:
STORM® iOS版
STORM®商品詳細
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