HOUSEIが取り組む業務効率化プロジェクト
HOUSEI株式会社は、最新の生成AI技術を活用し、社内業務の効率化に着手しました。この新しい取り組みでは、同社の生成AIローコード開発プラットフォーム「imprai」が全社員に開放され、従業員は個々にアカウントを取得し、複数の大規模言語モデル(LLM)を利用可能になります。これにより、職種を問わずすべての社員が生成AIにアクセスしやすくなり、業務上のアイディアを積極的に募ることができる環境が整いました。
生成AIの多様な活用
すでに従業員は、チャットボットなどが導入され、人事部門への問い合わせの手間を大幅に軽減することに成功しています。この「人事アシスタント」では、規定に基づく質問をチャット形式で行うことで、瞬時に回答を得ることができ、また、営業部門では顧客向けの提案書作成をアシストするツールも開発されています。こうした取り組みにより、社内の業務が効率化され、短期間での利用開始が実現しています。
さらに、今後の展望としては、営業実績の集計やプロジェクト横断でのナレッジ共有を進め、社内業務のさらなる効率化を目指しています。また、開発したアシスタントをお客様にも提供していく計画です。
impraiの利便性
impraiは、複数のLLMを一つのアカウントで利用できる便利なプラットフォームです。顧客が得られる利点としては、
1.
一括契約による利便性向上:複数の生成AIにアクセスするための契約手続きが簡素化されます。
2.
柔軟な料金体系:利用した生成AIモデルごとの課金が行われ、無駄なコストを抑えることが可能です。
3.
請求書の一本化:複数のモデルを利用しても請求書がまとめられ、事務処理がスムーズになります。
このように、impraiを通じた業務のデジタル化が進むことで、従業員はより効率的に業務を遂行できるようになります。
ウェビナーの開催
さらに、HOUSEIでは12月5日(木)に、共催ウェビナー「生成AI活用の壁を突破せよ!RAG導入でビジネスを加速する秘訣」を開催します。このウェビナーでは、持続的に競争力を高めるための具体例や成功するための構築ステップについてわかりやすく解説される予定です。参加は無料で、興味のある方はお申し込みをお忘れなく。
会社情報
HOUSEI株式会社は、東京都新宿区に本社を構え、事業の柱としてメディア向け事業やプロフェッショナルサービス、プロダクト事業、海外IT事業などを展開しています。代表取締役社長には管 祥紅氏が就任し、オープンイノベーションを進めながら、日本のデジタルトランスフォーメーション(DX)の促進に力を入れています。今後も新たなパートナーシップや共同開発を通じて、さらなるサービスの向上を目指していくことでしょう。
まとめ
生成AIの導入を通じて、HOUSEIは業務効率化と競争力の強化を目指しています。この次世代技術を駆使した新しい取り組みが、今後のビジネスの在り方を大きく変えていくのは間違いありません。