INDEE Japanが『新規事業撤退診断』サービスを開始し企業支援へ向けた新たな一歩

INDEE Japanの新サービス『新規事業撤退診断』

株式会社インディージャパン（本社：東京都中央区）が、2025年4月から新たに提供する『新規事業撤退診断』サービスが注目されています。これは、企業が新規事業に取り組む際に、その持続可能性と撤退の妥当性を第三者の視点から評価するものです。限られた経営資源の最適化を図り、企業にとっての新たな支援の形を目指しています。

新規事業とゾンビプロジェクトの危険性

イノベーションは企業にとって非常に重要ですが、新規事業には必ずリスクが伴います。特に、成長が見込めない事業が放置されると「ゾンビプロジェクト」となる危険があります。これらのプロジェクトは、金銭的な損失だけでなく、社内のイノベーション文化にも悪影響をもたらします。

このような問題を解決すべく、INDEE Japanは新規事業の撤退診断を通じて、企業が冷静に撤退や継続を判断できるようにサポートする決断を下しました。これによって、過去の失敗によるトラウマを軽減し、積極的なイノベーションに繋がることが見込まれます。

具体的なサービス内容

新規事業撤退診断は、専門家が事業性についての評価を行い、客観的な調査結果に基づいて事業の撤退度を診断します。もし、撤退が妥当と判断されれば、技術の売却や事業のスピンアウトなどの出口戦略を提案します。また、継続すべき事業には、顧客ニーズへの適合性や潜在市場の分析を行い、成長戦略をアドバイスします。

サービスの特徴

- 事業のリスクを対処可能なオプションと比較しながら評価
- 潜在マーケットの評価や考慮が可能
- 顧客価値を届ける持続的な事業の創造を目指す
- 新しいアイデアの剪定とリソース配分を前提にした戦略立案
- 一定の失敗を前提に振り返り、改善に繋げる

診断と提案の流れ

診断は撤退の是非や撤退理由、さらに継続する場合の戦略についての提言を行います。具体的には以下の要素が含まれます。
1. 撤退の是非：事業を続けるべきかどうかの評価
2. 撤退理由・継続理由：評価の根拠を提示
3. 処分方法：撤退時の具体的な取扱方法
4. 事業開発提案：継続する場合の成長戦略についての提案

INDEE Japanの背景

INDEE Japanは、2011年の設立以来、企業のイノベーションを支援してきた実績があります。海外展開を推進するために、2019年にはシンガポールに子会社を設立し、東南アジア市場でも事業開発を行っています。また、2024年にはディープテックスタートアップへの支援を目的としたベンチャーキャピタルの設立も予定しており、さらなる成長を目指しています。

今後もINDEE Japanは、イノベーションを通じて美しさと幸せを生み出すことを目指して、革新的なビジネス支援を展開していくことでしょう。新規事業撤退診断サービスは、その一環として、企業が持続可能な成長を実現するための重要なステップとなることが期待されます。