大学院生向け自己分析ツール『アカリク診断』が5万人の登録を達成！

株式会社アカリクは、2023年4月13日にローンチした大学院生向け自己分析ツール「アカリク診断」が、登録者5万人を突破したことを発表しました。このツールは、修士・博士課程に在籍する大学院生を主な対象とし、彼らのキャリア支援を目的として開発されました。

アカリク診断とは

アカリク診断は、研究に従事する大学院生が自分自身を理解し、キャリア形成に役立てるための自己分析ツールです。利用者は直感で60問の質問に回答するだけで、環境適合力、計画遂行力、探求分析力など、さまざまな能力を測定することができます。最終的には、アカデミックキャリア、ビジネスキャリア、ライフキャリアという3つのカテゴリに自分の得点を整理し、近い環境にいる他者と比較できる機能も搭載されています。

開発の背景

アカリクは15年以上にわたって大学院生の採用支援に力を注いできましたが、その中で学生たちが自身の強みを効果的にアピールできずに悩んでいる声を多く聞いてきました。この問題を解決するために、アカリク診断の開発に至りました。こうしたサービスが、大学院生がより良いキャリアを築く手助けになると考えています。

利用者属性と傾向

2023年2月26日時点でのデータによれば、アカリク診断の利用者のうち49.1%が修士課程、13.7%が博士課程に在籍しており、全体の6割以上を大学院生が占めています。最も多く利用されている大学院は、東京大学や名古屋大学、奈良先端科学技術大学院大学など、全国の旧帝大や有名大学に及びます。

大学院別利用者数

1. 東京大学大学院
2. 名古屋大学大学院
3. 奈良先端科学技術大学院大学
4. 広島大学大学院
5. 大阪公立大学
6. 京都大学
7. 東京理科大学
8. 明治大学大学院
9. 横浜国立大学大学院
10. 筑波大学

この多様な大学の利用者達が、アカリク診断を通じて自らのキャリアパスを見つける手助けを受けています。

各キャリアカテゴリにおける得点

利用者のキャリアに関連する得点は以下のように示されています：

アカデミックキャリア平均得点

- 修士課程：77.3（探求分析力）・66.4（計画遂行力）
- 博士課程：79.8（探求分析力）・76.1（計画遂行力）

ビジネスキャリア平均得点

- 修士課程：68.7（成長行動力）・72.7（環境適合力）
- 博士課程：72.6（成長行動力）・73.7（環境適合力）

ライフキャリア平均得点

- 修士課程：76.6（持続生活力）・78.9（人生構築力）
- 博士課程：79.0（持続生活力）・78.2（人生構築力）

まとめ

アカリク診断は、2022年10月に40,000人を突破した後、短期間で50,000人に達しました。この結果は、アカリクへの関心が高まり続けていることを示しています。今後も新たなサービスの提供を通じて、大学院生のキャリア支援をより充実させていく予定です。アカリクは、「知恵の流通の最適化」という企業のミッションを持ち、さらなる進化を目指しています。