五島の新観光
2026-02-12 13:33:19

五島列島で始まる新たな観光スタイル「ヴァナキュラー・ツーリズム」

五島列島の新しい観光スタイル、ヴァナキュラー・ツーリズム



五島列島、特に奈留島において、新しい観光の形「ヴァナキュラー・ツーリズム」が始まりました。これは、地域の独自の文化や信仰、歴史に根ざした持続可能な観光を目指す取り組みです。五島観光魅力向上推進協議会は、この試みを通じて、地域の価値をしっかりと伝え、観光客との新たな関係を築こうとしています。

世界文化遺産の影響と課題



五島列島は、その美しい自然と歴史的な背景から、近年、世界文化遺産に登録され、多くの観光客が訪れるようになりました。しかし、この新たな注目を集める一方で、地元の経済に十分に貢献できていないという声もあります。特に、観光が教会巡りに偏重してしまい、地域の文化や生活に触れる機会が少ないという問題が指摘されています。

このような背景の中、五島観光魅力向上推進協議会は、隠れキリシタンの歴史や地域の物語に焦点を当てた「観光」のあり方を提案しています。彼らは、観光がただ名所を巡るだけでなく、地域の人々の暮らしや信仰、事情に共感することが重要だと考えています。

ヴァナキュラー・ツーリズムとは?



「ヴァナキュラー・ツーリズム」とは、その土地特有の文化や暮らしを尊重し、観光客が現地の住人と対話をしながら価値を共有する観光のスタイルです。このアプローチにより、単なる消費行動ではなく、地域の体験や物語を通じた理解を深めることが可能になります。

奈留島での具体的な取り組み



まずは、第一弾として奈留島において、対話型・課題解決型のツアーを開発し、参加者が地域の人々と交流することを重視しています。事故に対応できる人数が限られているため、少人数制のツアーが展開されます。

さらに、地域住民との対話を通じて、隠れキリシタンの儀式や歴史を深く学び、それを発信することで地域経済への寄与を目指します。具体的には、参加者が地域の祭りに参加したり、環境問題に取り組む活動など、実践を通じての体験がプログラムに組み込まれています。

「懐かしい未来」を目指して



五島観光魅力向上推進協議会は、「懐かしい未来」という概念を掲げています。これは、祖父母の家を訪れたときのような温かさを感じられる場所、つまり地域の歴史や文化が息づく空間を作り出すことを意味しています。このような空間作りを通じて、訪問者が単なる観光を超えた深い体験を得られるようにしていくつもりです。

これからの展望



2026年の秋に向けて、寄り添い型のツアーを本格的に展開していく予定です。この活動は、奈留島を訪れる人々による体験を通じて、地域の活性化に貢献します。加えて、ボランティアの支援を受けている祭りや教会活動を支援する内容も考慮されています。

準備が整い次第、公式ウェブサイトやSNSを通じて詳細を発信します。今後の活動にぜひご期待ください。


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会社情報

会社名
五島観光魅力向上推進協議会
住所
長崎県五島市東浜町1-10-1
電話番号

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