東京都での新たな試み
クレアトゥラ株式会社(本社:東京都中央区)が、東京都が進める「吸収・除去系カーボンクレジット創出促進事業」で受託事業者に選ばれ、東京都檜原村において新たにJ-クレジットの創出に成功しました。これは東京都の人工林で初めてとなる試みで、注目が集まっています。
事業の背景
J-クレジット制度は、環境保護と持続可能な森林管理のために設けられた仕組みです。クレアトゥラは、2024年から2025年にかけて実施されるこの事業において、東京都が提供する航空レーザー測量データを活用し、従来の手法では困難だった効率的なクレジット創出モデルの構築を目指しました。
先進的なアプローチ
本実証事業では、東京都から公開されているオープンデータをもとに、航空レーザー測量データとオルソ画像を組み合わせました。この手法により、現地調査によってしか求められない樹高の測定を、机上で高精度に行うことができるようになりました。これによって、平均樹高の推定が一貫した形で実現し、必要な人力調査を大幅に削減することができたのです。
例えば、面積が500haに及ぶ一般的なプロジェクトでの人員負担は、プロジェクト登録審査において50%、地位モニタリングにおいては94%の削減が期待されます。このように、データ解析の活用によって、森林管理やJ-クレジット創出の大きな課題であった人手不足問題に対する解決策が示されたのです。
実証事業の概要
- - 対象制度:J-クレジット制度
- - 適用方法論:FO-001(森林経営活動方法論)
- - 実施場所:東京都檜原村
- - 実証期間:2024年度〜2025年度(2か年)
- - 認証量:22t-CO2
この事業で創出されたクレジットは、実証協力事業者である東京チェンソーズが取得し、今後の活用方針を検討しています。クレアトゥラは、データの効果的な活用と森林資源の適切な管理を通じて、カーボンクレジットの新たな創出のスタンダードを目指します。
今後の展望
クレアトゥラは、このプロジェクトを通じて得られた知見をもとに、さらなる技術の高度化と効率化を追求し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを続けていく計画です。最新の技術を取り入れたこのモデルが、他の地域や事業者への展開に繋がることが期待されています。
この革新により、これまで困難とされていた森林管理が変革され、「環境を守る」という新たな動きに貢献することができるでしょう。
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クレアトゥラ株式会社
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