新サービスで賃貸物件の利便性が向上
株式会社レオパレス21は、入居者の利便性を向上させるため、オートロックゲート付き賃貸物件への「Amazon Key」と「homehub inHome Service」の導入を発表しました。この新しいサービスによって、入居者が不在でも荷物の置き配が可能になります。
導入の背景
物流業界では「働き方改革」が進んでおり、特に「物流の2024年問題」が深刻化しています。配達件数の増加に対してドライバー不足や再配達の増加などの課題に直面しています。レオパレス21が管理する賃貸物件でも、配送ドライバーが建物内に入れず記録的な不在の中で荷物を受け取れないケースが増えたことが問題視されていました。
このような社会的な課題の解決に向け、同社はAmazon Keyおよびhomehub inHome Serviceの導入を決定しました。
導入の概要
「Amazon Key」は、認証された配送ドライバーがスマートフォンを使用してオートロックを一時的に解錠し、荷物を指定された場所に届けることが可能です。これにより、入居者は不在中でも荷物を受け取ることができます。また、homehub inHome Serviceを使用することで、家事代行サービスなども利用が可能です。
期待される効果
置き配による物流効率化
専用アプリケーションを使用してオートロックゲートを一時的に解錠するシステムにより、不在時でも荷物が置かれるため、再配達の必要が無くなる見込みです。これにより、配送ドライバーの負担が軽減し、物流業務全体が効率化されると考えられています。
荷物受け取りの負担軽減
新たに導入された置き配の設定によって、入居者は配達時間に縛られることなく自由に荷物を受け取ることが可能になります。再配達の手配が不要になることで、入居者の日常生活の利便性が向上します。
それぞれのサービスとは?
Amazon Key
Amazonが提供する配送サービス「Amazon Key」は、Amazonの配送ドライバーが専用のアプリでオートロックを解除し、荷物を玄関先まで届けるサービスです。これにより、入居者は不在でも安心して荷物を受け取ることができます。
homehub inHome Service
homehub inHome Serviceは、ビットキーのスマートロックを用いたサービスです。このサービスを利用することで、提携先の事業者が一時的なデジタルキーを使用してマンションの鍵を開け、置き配や家事代行サービスを提供することが可能になります。
会社情報
株式会社レオパレス21は、1973年に設立され、東京都中野区本町に本社を構えています。代表取締役社長の宮尾文也氏が率いる同社は、賃貸業界において新たなサービスの提案を続けています。
詳しい情報は、
公式サイトをご覧ください。