高校生のまちづくり動画
2025-10-02 11:17:34

高鍋町の高校生が地域課題を動画で発信する『ナベゴーメディア』始動!

高鍋町の高校生たちが作る新しいまちづくりメディア『ナベゴーメディア』



株式会社イツノマは、三菱みらい育成財団の助成を受け、宮崎県高鍋町にて高校生が主体となるまちづくり動画「ナベゴーメディア」を立ち上げました。このプロジェクトでは、高鍋高校と高鍋農業高校の生徒が力を合わせ、地域の課題を見つけて発信する取り組みです。

プロジェクトの背景



高鍋町は近年、人口減少や生徒数の減少に直面しています。高鍋高校と高鍋農業高校は、同じ地域にあり、生徒数の減少が影響しているため、両校が力を併せ、地域の活性化に向けた取り組みを行っています。2024年には、「NABEGO」というまちづくりチームが発足します。このチームは、両校の生徒たちが協力して地域を元気にしようという試みです。

町を活性化させるため、彼らは高鍋駅で月に一度、地域のイベントやマルシェを企画し、地元の農産物を販売しています。このような活動を通じて、生徒たちは地域とのつながりを深め、町の魅力を発見することができます。

ナベゴーメディアの目的



主な目的は、高校生自身が地域課題を見つけ出し、取材から撮影、編集までを手掛けて地域の魅力を全国に発信することです。これにより、小中学生に対して「この先輩と一緒に学びたい」と思わせることが期待され、進学希望者が増えることも目指されています。また、全国の高校生にも「まちづくりは自分ごと」として捉えてもらえるような影響力を持つ新しいモデルを構築したいと考えています。

生徒たちの声



NABEGOの代表を務める高鍋高校の丸山絢葉さんは、このプロジェクトに対する意気込みを語っています。「地域の人との関わりを通じて、私たちの町を違った視点で見ることができました。この町に恩返しをするためにも、ナベゴーメディアで町の魅力を発信できるのが楽しみです」と述べています。このように、彼女たちの活動には強い期待と希望が寄せられています。

プロジェクトの進行と展望



毎週火曜日と金曜日の放課後、高校生たちは企画ミーティングを行い、活動を進めています。また、月ごとに高鍋駅で開催される「月市」では、自ら考えたイベントの運営や、地元生産者の産品の代行販売を手がけ、実際の地域活性化に貢献しています。

「ナベゴーメディア」では、今後1〜2本の地域課題やまちづくりに関する動画を制作・配信する計画で、初めはRICEメディアが制作をサポートし、徐々に高校生が自走できる体制を目指します。これにより、将来的には全国の高校生や自治体とのコラボレーションを行い、地域から発信される「学びとまちづくりのメディア」としての成長が期待されています。

メディアの展望



すでに9月には第1号の動画が制作され、高鍋駅での「月市」を撮影した内容が紹介されています。また、10月からはYouTube、Instagram、TikTokでの公式チャンネルが立ち上がり、多くの地域発信が行われています。

このようにして、イツノマの取り組みは、高校生たちが自分たちのまちを愛し、未来への希望を持てるようにするための礎を築いています。それは、地域の課題に対して自らアプローチし、解決する手段を見出す力を彼らに与えるものです。

まとめ



『ナベゴーメディア』は、高校生たちが地域とのつながりを深め、自らの手でまちづくりを実現しようという新たな試みです。このプロジェクトが成功することで、他の地域へのモデルケースとしても広がっていくことが期待されます。私たちも彼らの活動を応援し、この挑戦に注目していきたいと思います。


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会社情報

会社名
株式会社イツノマ
住所
宮崎県児湯郡都農町川北4822-1YARD1927
電話番号
0983-32-1017

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