e-onkyo musicの未来
2021-10-04 11:30:55
新たな音楽の扉を開くe-onkyo musicの継承と未来展望
e-onkyo music事業の新たな展開に迫る
2023年、フランスの音楽ストリーミングサービスQobuzが日本のハイレゾ音楽配信サービスであるe-onkyo musicの事業を継承しました。このニュースは高音質音楽配信を愛するリスナーにとっても大きな関心を集めています。J-POPをはじめとした日本独自のコンテンツが世界に届けられる日が近づいているのです。
e-onkyo musicの新章
e-onkyo musicは、2005年にサービスを開始して以来、数多くのアーティストのハイレゾ音源を提供してきました。特に、ジャズやクラシック、J-POPに至るまで、そのラインアップは多岐にわたり、高品質な音楽体験を提供しています。このたび、フランス企業Xandrie S.A.が同サービスを取得し、Xandrie Japan株式会社として新たに生まれ変わることになりました。
これにより、e-onkyo musicは今後も運営が続けられることになり、既存のリスナーや新たに興味を持つファンにますます豊富な音楽体験を提供することが期待されています。Qobuzの副CEO、Georges Fornay氏は、これを「アジア市場戦略の新たな段階」と位置づけており、プロジェクトに対する意欲を語りました。
Qobuzの実力
Qobuzは2007年に設立された、ハイレゾ音質を誇る音楽ストリーミングサービスの先駆者です。現在、ヨーロッパやアメリカ、オーストラリアなど、18ヵ国でサービスを展開しており、7000万曲以上の楽曲を保有しています。その中でも、特にハイレゾ配信や高音質でのストリーミングが強みであり、音楽愛好家やオーディオファンから高く評価されています。
日本におけるe-onkyo music事業の取得は、Qobuzにとって日本及びアジアの音楽シーンへの足場を広げる重要な一歩となります。具体的には、J-POPをはじめとした幅広いジャンルを提供し、日本の音楽文化の多様性を世界へ発信する役割を担うことになります。
新しい音楽の形
Xandrie Japanがe-onkyo musicを継承した背景には、オンキヨーホームエンターテイメントの戦略的な再編があります。同社は本業に資源を集中させるため、ハイレゾ音楽配信事業の譲渡を決定しました。これにより、経営資源が再構築され、より強力なビジネスモデルを築くことが期待されています。
期待されるグローバル展開
今後、Qobuzはe-onkyo musicが持つ優れた日本の音楽コンテンツを高品質で海外に届けるプラットフォームとして成長していくでしょう。グローバルな音楽市場において、日本のアーティストや作品はますます注目を浴びることとなりそうです。
音楽ファンにとって嬉しいニュースが続く中、新たなスタートを切ったe-onkyo musicの行く先には、多くの可能性が広がっています。これからの展開に注目が集まる中、一人のリスナーとしてもその動向を楽しみにしている次第です。
会社情報
- 会社名
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Xandrie Japan株式会社
- 住所
- 東京都港区東麻布一丁目23番5号
- 電話番号
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