電子マネーチャージ機に現金出金機能を追加する業務提携開始

新たな電子マネーチャージ機で現金需要をサポート

株式会社暁電機製作所（滋賀県草津市、代表取締役社長：杉山正人）は、2025年2月28日にSocioFuture株式会社（東京都港区、代表取締役社長COO：菅原彰彦）および株式会社三菱UFJ銀行（東京都千代田区、取締役頭取：半沢淳一）と業務提携契約を結び、現金出金機能を備えた電子マネーチャージ機の開発と設置を進めることを発表しました。この取り組みは、小売店向けに集客力を高め、安定した新収益源を創出することを目的としています。

業界の背景と提携の意義

最近、金融機関の店舗やATMの配置効率が向上し、個人にとってキャッシュアウトの選択肢は減少しています。それに伴い、現金の出金や利用がますます難しくなっています。今回の新しい取り組みでは、スーパーマーケットやドラッグストアなどの小売店に現金出金機能付きの電子マネーチャージ機を設置することで、利用者の日常的な現金ニーズに応えようとしています。

このプロジェクトでは、当社が電子マネーチャージ機の設計・製造を手掛け、SocioFutureがATM設置・運営のノウハウを活かし、三菱UFJ銀行がJ-Debitキャッシュアウトサービスの普及を担当するという形で相互協力を推進します。それぞれの企業の強みを結集し、消費者の利便性向上を実現することが目標です。

「ARUNAS AES-CDM」の特徴

開発される電子マネーチャージ機「ARUNAS AES-CDM」には、以下の特長があります：

- 電子マネーへのチャージが可能：クレジットカードや現金そのものを電子マネーにチャージすることができます。
- キャッシュカードでの出金：J-Debit機能が付帯されたキャッシュカードで現金を出金することができるため、利便性が向上します。
- 小売店への導入が可能：スーパーマーケットやドラッグストアなど、様々な小売店に設置が可能です。
- 売上金の有効活用：小売店はこれを活用することで、効率的な資金運用を図れるようになります。

今後の展開

今回の取り組みを通じて、暁電機製作所は変化する市場ニーズに柔軟に応えながら、キオスク端末のさらなる技術革新と利便性の向上を目指していきます。今後の事業展開に期待が寄せられています。

株式会社暁電機製作所について

株式会社暁電機製作所は、1969年に設立された製造メーカーであり、電子マネーチャージ機や自動精算機、自動外貨両替機など、現金を扱う機器を専門に手がけています。「ARUNAS」ブランドの名のもと、信頼性と品質を重視した製品を提供し、社会の利便性を向上させることに貢献しています。

本社は滋賀県草津市に位置し、顧客に向けた様々なサポートも行っています。公式サイトでは、製品情報やお問い合わせフォームも用意されていますので、ぜひ訪れてみてください。

今後、株式会社暁電機製作所が提供する新しい電子マネーチャージ機に注目が集まります。