MENDEL 3.4リリース
2019-08-07 08:00:05

ネットワークトラフィック分析の新機能を搭載したMENDEL 3.4が登場

MENDEL 3.4: ネットワークトラフィックアナライザの新たな進化



2019年7月23日、GREYCORTEX社は其のネットワークトラフィックアナライザ「MENDEL」の最新版、バージョン3.4を発表しました。この新バージョンは、ネットワーク監視やセキュリティ管理を一層高めるための新機能や改善点が追加されています。特に注目すべきはホストOSの検出、アプリケーションのボトルネック識別機能、さらにはnon-IPプロトコルの検出機能の拡充です。

新機能の概要


新しいバージョンでは、OSの検出機能に基づいたネットワークメタデータの解析を通じて、監視対象ネットワーク内のホストの特定が可能となりました。これにより、従来のアプローチでは見落とされがちだった側面を効果的に把握できるようになります。また、アプリケーションパフォーマンスの詳細な監視ができるようになり、個々のトランザクションのパフォーマンスをレポートとして視覚化することが可能になりました。

確実な非IPプロトコルへの対応


MENDEL 3.4では、Ethernetベースの非IPプロトコルをサポートするための高度なIDSルールも追加されており、これにより異なる通信形式においてもネットワークトラフィックの解析が容易に。また、EtherCATプロトコルにおいてもその構文解析が可能になりました。これらの機能は、多様なプロトコルで運用されている現代のネットワーク環境において、高い柔軟性を提供します。

ユーザビリティ向上に向けた改善


レポート機能も改善され、日本語やポーランド語など複数の言語に対応した翻訳支援が行われており、利用者は自身の言語で監視結果を確認することができます。さらに、管理業務の効率を引き上げるために、データ整理の仕組みやフォーマットデザインについても改善がなされています。ユーザビリティを考慮した様々な機能強化により、より多くのエンドユーザーが手軽にMENDELを利用できる環境が整いました。

セキュリティ関連の幅広いニーズに応えるi-Cybertechシリーズ


加えて、GREYCORTEX社はi-Cybertechというセキュリティソリューションの提供も行っています。このシリーズには、アセスメント、SOC、MSS、サイバートレーニングなど、多岐にわたるサービスが含まれています。特に、未知のセキュリティ脅威に対する事前対策や、インシデント発生時の迅速な対応が可能になるため、企業にとって非常に便利です。

まとめ


MENDEL 3.4は、ネットワーク分析だけでなく、サイバーセキュリティの面でもユーザーに新たな選択肢を提供します。この進化により、セキュリティ対策や業務の効率化の両立が図られ、ますます重要になるネットワーク環境の管理が一層簡易化されることでしょう。セキュリティ強化を図りたい企業や組織にとって、MENDEL 3.4は触れておくべき重要なツールとなるでしょう。

会社情報

会社名
情報セキュリティ株式会社
住所
兵庫県神戸市中央区東川崎町1-3-3神戸ハーバーランドセンタービル13階(受付)・18階
電話番号
078-381-8980

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。