デフスポーツ体験会
2025-09-29 14:34:24

児童たちが学ぶデフスポーツの魅力、城東小学校で特別な体験会

2025年、東京で初開催されるデフリンピックに向けて、城東小学校で開催されたデフスポーツ体験会が注目を集めました。このイベントは、ケイアイスター不動産株式会社のケイアイチャレンジドアスリートチームの協力のもと、同校の4年生を対象に実施されました。選手たちが直接児童と交流することで、障がいについての理解を深め、デフスポーツの魅力を伝える機会となりました。

城東小学校では、厳しい環境の中で日々自身を高めているパラアスリートたちが参加。また、講師として参加したのは川畑選手、岩渕選手、東海林選手と山本監督です。25名の児童が参加したこの体験会では、デフリンピックや聴覚障がいに関する正しい知識をつけることを目的とし、楽しみながら学ぶプログラムが用意されました。

体験会は、まず選手たちの自己紹介からスタートしました。続いて、デフリンピックの歴史や意義についての説明が行われ、児童たちが初めて触れる情報に目を輝かせました。特に印象的だったのは、クイズタイムです。児童たちは全力で答えを考え、盛り上がりを見せました。これらの活動を通じて、障がい者スポーツへの関心が高まり、未来に向けた学びが促進されました。

また、ジェスチャーゲームも実施され、言葉を使わずに思いを伝える難しさを体験しました。児童たちは身振り手振りで努力しましたが、うまく伝わらずあたふたする姿も見られ、心温まる光景でした。一方で、ボールを使用した色ドリブルやミニゲームでは、運動神経の良い児童が多数いて、山本監督からの称賛が飛び交う場面も。これにより、子どもたちの自信が芽生え、充実した時間を過ごしました。

川畑選手は「特にジェスチャーゲームでの反応が印象的だった。子どもたちが楽しみながら、この経験を将来に生かしてくれたら嬉しい」と述べました。選手たちも、ただ競技を教え込むだけでなく、楽しさや努力の重要性を感じてほしいと願っています。

今後、ケイアイチャレンジドアスリートチームは、さらに多くのイベントやスポーツ体験会を通じてデフスポーツの普及を図り、地域と連携した活動を続けるとのことです。子どもたちが障がいについて知れる場を増やし、理解を深める機会を提供していく考えです。これによって、障がい者への理解が広がり、多様な社会の実現へとつながることを期待しています。

この活動は、パラスポーツや障がいに対する意識を変える一助となるでしょう。未来ある子どもたちと、彼らのサポートをする選手たちとの交流を通じて、新たな視点が生まれることを願います。また、デフリンピックを通じて、聴覚に障がいのある人々が活動できるフィールドが拡がることを期待したいです。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
ケイアイスター不動産株式会社
住所
埼玉県本庄市西富田762-1
電話番号
0495-27-2772

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。