612作品が集まった!
2025-07-01 15:23:52

過去最多の612作品が集結!『Reclothes Cup 2025』アップサイクルデザインコンテストの審査を振り返る

過去最多の612作品が集結!『Reclothes Cup 2025』の審査が行われました



国内最大規模のアップサイクルデザインコンテスト『Reclothes Cup 2025』が、ブックオフコーポレーションの主催で開催されました。今年も多くの応募を受け、612作品が集まりました。デザインの部門では551作品、販売の部門では61作品がエントリーし、一昨年の開催時よりも大きな盛り上がりを見せています。

一次審査会には、有名なスタイリストやデザイナーが名を連ね、審査員長には児島幹規氏が務めました。審査は重みのあるもので、約4時間の時間をかけて行われ、全ての応募作品に対しじっくりと評価を行いました。最終的にはデザイン部門から40作品、販売部門から20作品が審査を通過し、次のステップに進むことが決定しました。

高まるデザインのクオリティ


各審査員は、今年の応募作品が素晴らしいレベルに達していると高く評価しました。特に目を引いたのは、限られた素材の中でどれだけ創意工夫がなされたかという点です。パッチワークのアプローチなど、これまでとは異なる視点でデザインしようとする姿勢が見受けられ、これまでのファッションコンテストとは一線を画す印象を持たせました。

例えば、ある作品では、地層のように生地を使用して色彩を表現する試みがあり、仕上がりが楽しみです。審査員たちの意見からも、今後のファッション界に希望が持てると感じました。

アップサイクルの新たな挑戦


『Reclothes Cup』は、2021年から始まったアップサイクルデザインコンテストで、持続可能なファッションの促進を目指しています。応募者は全て古着を素材として使用し、自由な発想で新たなファッションアイテムに仕上げます。このコンテストは、単なるデザイン発表の場にとどまらず、古着の価値を再発見し、新たな層を持つ作品へと生まれ変わらせる場ともなっています。

審査通過者は、指定された古着を使用して自身のデザインを具現化し、最終審査へと進むことができます。その最終審査は、10月13日に福岡の国際会議場でファッションショーの形式で行われます。モデルが着用した作品の中からさらなる優れたものが選ばれることになります。

応募者へのサポートと未来のファッション界を目指して


ブックオフは、アートやデザインに挑戦する学生たちに作品を披露する機会を提供し、感動や喜びを経験してもらうことを大切にしています。受賞者には、『装苑』に作品が掲載されるほか、賞金や展示機会も与えられ、ファッション業界の新たな才能の登竜門として注目されています。

また、ブックオフがこのコンテストを開催する理由は、リユース活動を通じて、多くの商品が新しい形で再利用できる可能性を探るためです。毎年、数百万着の衣服が集まり、その中には見落とされがちな価値ある古着が多数存在します。その古着を活用して新たなアイデアを具現化し、衣服ロスの問題を優れた作品に変えることを目指しています。

今後のスケジュールと応募情報


『Reclothes Cup 2025』は、引き続き参加者からの応募を歓迎します。デザイン部門と販売部門が有り、それぞれに特定のテーマと条件が設けられています。特に、販売部門では人気のトレンチコートがテーマとなっており、参加資格は学生から一般の方まで広く受け入れられています。

エントリー概要


  • - 応募期間: 2025年4月1日~5月31日
  • - 最終審査会: 2025年10月13日

このように、ファッションの未来を担うクリエーターたちにとって刺激的な環境が用意されています。『Reclothes Cup』を通じて、持続可能性と創造的な発想を融合させた新しい作品が誕生し、業界に新風を巻き起こすことを期待しています。


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会社情報

会社名
ブックオフコーポレーション株式会社
住所
神奈川県相模原市南区古淵2-14-20
電話番号

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