東京理科大学との連携によるスタートアップ支援プログラム「TUSIDE」の全貌を探る
アクシスコンサルティング株式会社は、東京理科大学インベストメント・マネジメント株式会社と協力し、東京都の支援事業「TOKYO SUTEAM」に選ばれた新たなアクセラレーションプログラム、「TUSIDE起業加速プログラム(通称:TUSIDE EAP)」の実施を発表しました。このプログラムは、AI、機械学習、ディープテックなど、最先端の科学技術に特化した起業支援を提供するもので、起業前の20名に対して必要な情報、ネットワーク、資金提供を行い、成長を促進します。
「TUSIDE起業加速プログラム」について
TUSIDEは、「Tokyo University of Science Innovation Driven Ecosystem」の略称で、東京理科大学の持つ豊富なリソースとノウハウを活かして、起業の質と量の向上を目的としています。プログラムの参加者には、登録されたコンサルタントがビジネスの知見を提供し、実務に即したインプット講義を行います。これにより、参加者は具体的な課題の解決やビジネスモデルの構築に役立つ知識を得られるようになります。
アクシスコンサルティングは、このプログラムにおいて戦略的な経営支援を行うことに加え、スタートアップを目指す起業家が直面する様々な初期の問題を乗り越えるための具体的な手助けを行います。具体的には、ビジネス知識の共有から、資金調達の支援に至るまで、幅広いサポートが期待されています。
コンサルタントの役割と選抜の流れ
また、アクシスコンサルティングは、「スタートアップ選抜コンサルタント」の募集も開始しました。大手コンサルティングファームや企業での経験を持つ人材が、先端技術分野での起業家育成に貢献することを目指しています。このように、実務経験豊富な専門家たちが集うことで、起業家は多角的な視点からの指導を受けることができ、より柔軟に事業を展開することが可能となります。
地域のスタートアップ支援環境
東京都は、令和4年に策定したスタートアップ育成戦略「Global Innovation with STARTUPS」に基づく支援を通じて、地域の起業環境をさらに活性化させることを目指しています。この戦略的取り組みの中で、「未来を切り拓く10x10x10のイノベーションビジョン」を取得し、東京からユニコーン企業を増やす取り組みにも力を入れています。
東京都が推進する「TOKYO SUTEAM」は、こうしたスタートアップ支援の一環であり、さまざまな協定事業者と連携しながら、約1年半の期間でスタートアップ支援のノウハウを共有し、実践的な支援を行います。このプログラムを通じて、地域全体がスタートアップのエコシステムを形成し、持続的に成長することをめざします。
アクシスコンサルティングのビジョン
アクシスコンサルティングは、「人が活きる、人を活かす。」を企業理念とし、戦略から実行までを支えるハイエンド人材の育成に注力しています。正社員採用や、フリーコンサルタント、スポットコンサルタントを通じた多様なサービス展開により、企業や組織が直面する課題の解決に貢献しつつ、個々人のキャリア形成や自律的な働き方を促進しています。
今後もアクシスコンサルティングは、東京都や東京理科大インベストメント・マネジメント株式会社との連携を強化し、地域活性化や持続可能な経済成長を実現していくことでしょう。この新たな取り組みは、先端科学の領域を活かしたスタートアップ企業の誕生を後押しし、未来のイノベーション創出に寄与することが期待されています。