福岡市の学校現場にデジタルテストが導入
福岡市において、全ての市立中学校が株式会社COMPASSが提供するデジタルテストサービス「キュビナ テスト」を利用することが決定されました。この取り組みは、同市独自の「学習定着度調査」において、今年の7月と11月に実施される予定です。
「キュビナ テスト」について
「キュビナ テスト」は、小中学校向けのデジタルテスト(CBT)サービスであり、教員の業務負担を軽減することを目的としています。主な特徴は、次の通りです:
1.
全教科書単元への対応: 小学校1年生から中学校3年生まで、主要教科書の全単元に対応しています。単元ごとの理解度を確認するテストを提供し、思考・判断・表現を問う問題も充実しています。
2.
低負担でテスト実施: テストの作成、採点、成績管理が簡単に行え、特に約80%の問題は自動採点が可能です。これにより、教員の負担を大幅に軽減します。
3.
オンライン・オフラインの両方で利用可能: ネット環境が不安定な場合でも、オフラインでの利用が可能です。また、不正行為を防ぐための監視・通知機能も備えています。
4.
理解度の可視化: テスト結果に基づき、学習者一人ひとりの理解度を可視化する機能も搭載されています。今後はAI型教材「キュビナ」と連携し、個別最適化された問題が出題される予定です。
自治体独自の問題搭載への対応
COMPASSは、単に標準搭載の問題だけでなく、各自治体が独自に作成する問題も搭載できる機能を開発してきました。この機能により、福岡市の「学習定着度調査」に関しても、独自の問題が「キュビナ テスト」上で実施されることになります。これにより、市内の中学校は一層有意義なデータを収集することが可能になります。
自治体単位での利用開始
今年度より、「キュビナ テスト」は、協力を希望する全国の自治体でも利用できるようになります。これにより、主体的で個別最適な学びを推進し、教員の業務負担を軽減することが期待されています。この動きは、全国学力・学習状況調査がCBT化される流れに沿ったもので、今後も多くの自治体での導入が見込まれます。
COMPASSについて
COMPASSは「新しい学びの環境を創り出す」という企業ミッションの下、AI型教材「キュビナ」や探究学習ライブラリー「SPARKE」を提供しています。これにより、全国の子どもたちの学びを支援し、より良い教育環境づくりに貢献しています。さらに、2024年からは探究学習プログラムを提供予定で、学びの環境を充実させる計画が進行中です。
「キュビナ テスト」の導入により、福岡市の中学校教育が一段と進化し、次世代の学びの形が模索されることが期待されています。