つやまスーツプロジェクト
2024-02-15 12:00:02

岡山県津山市で誕生した新プロジェクト「つやまスーツ」が目指す地域振興と職人育成

岡山県津山市で誕生した「つやまスーツプロジェクト」



地域に根ざした活動を続ける岡山県津山市の株式会社笏本縫製が、創業55年の歴史を背景に「つやまスーツプロジェクト」を立ち上げることを発表しました。このプロジェクトは、地域の職人と連携し、着心地と雰囲気に優れたスーツを製作することを目指しています。最終的には地域振興と職人の育成を促進するための取り組みです。

笏本達宏社長が掲げるこの新プロジェクトの特徴は、オール津山生産を実現することにあります。地域の特性を活かし、地元で全工程を完結させる仕組みを構築し、スピード感のあるものづくりを実現します。これによる地域経済の活性化や職人教育の改善を見据えた取り組みです。

第1回オーダー会の開催



プロジェクトの盛会を記念して、3月16日から17日まで「城西浪漫館」で第1回オーダー会が行われます。午後10時から18時まで、予約制で進行され、既に期待が高まっています。オーダー会では、お客様の要望に基づき、スタッフが一対一で対応し、質の高いスーツを提案します。

予約は2月15日から可能で、詳細はオーダー会の予約ページを通じてお申し込みができます。特別な一着を持つための絶好の機会です。

日本製スーツの復活を目指して



日本国内でのアパレル製品の生産量は、かつての50%から現在ではわずか1.5%まで減少しています。こうした状況を踏まえ、笏本社長は「つやまスーツ」を通じて日本製の良さを再認識してもらうことを目的にしています。スーツを着るという行為が持つ意味を大切にし、オーダーメイドで仕立てた一着は特別な価値を持ちます。

津山市を一つの町工場に



「つやまスーツプロジェクト」では、津山市を一つの町工場と見立て、地元職人との協力体制を構築しています。また、このシステムは地域の人手不足や労働条件改善を図ることも狙いの一つです。製品のクオリティ向上が図れるだけでなく、地域全体の文化や産業を守っていくことにつながります。

高品質なスーツへこだわる



つやまスーツは、動きやすさと快適さを追求するため、肩周りの縫製に工夫が施されています。職人たちは、曲線を取り入れた特殊な縫製方法を採用して、柔らかい着心地を実現しました。また、スーツの顔とも言える襟のデザインにもこだわり、見た目の美しさを重視しています。

さらに、約1500から2000種類の生地を準備しており、年間500種類の新しい生地が加わることで、多様な選択肢を提供しています。これにより、個々のニーズに合った素材を見つけることができます。

地域愛にあふれた事業



笏本達宏社長は、このプロジェクトへの情熱を持ちながら地域の問題に取り組んできました。彼のInstagramのフォロワーは、30日間で1万5000人を超える反響を見せ、多くの支持を集めています。地域に根ざしたブランドの構築への道筋は、様々な人とのつながりや感謝の絆で成り立っているのです。

  • - 会社情報
社名:株式会社笏本縫製
所在地:岡山県津山市桑下1333-6
HP:https://shakumoto.co.jp/

この「つやまスーツプロジェクト」は、地域のサポートを受けてますます発展していくことでしょう。自分にぴったりのスーツを手に入れ、特別な価値を感じる機会を楽しみにしています。

会社情報

会社名
株式会社笏本縫製
住所
岡山県津山市桑下1333-6
電話番号

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