静音ITラック発売
2024-06-26 16:23:17

オープンスペースに最適!シュナイダーエレクトリックが静音性・セキュリティ性能に優れたIT機器ラックエンクロージャーを発売

オープンスペースに最適なIT機器向けラックエンクロージャー登場!



シュナイダーエレクトリックは、UPS市場をリードするAPCブランドから、小規模オフィスや店舗、工場など、専用サーバールームを確保できない環境に最適なIT機器格納用ラック「APC™ NetShelter™ Soundproof ラックエンクロージャー」を発売しました。

近年、DX推進の影響で、サーバーなどのIT機器を専用環境ではない場所に設置するケースが増加しています。オフィスにおけるデータ管理、商業店舗の無人レジ、工場のIoT機器など、多様な環境でIT機器が活用されています。AI技術の活用によるハイレベルなコンピューティングへのニーズも高まり、クラウドだけでなくエッジ環境でも、高密度なIT機器を柔軟に設置できる選択肢が求められています。

APCブランドは、従来からオフィスや店舗のインテリアにも馴染む家具調素材を用いた「APC NetShelter CXシリーズ」を提供してきました。今回発売されたSoundproof ラックエンクロージャーは、CXシリーズに、高密度化が進む市場ニーズに対応した機能を追加したモデルです。

静音性と排熱性に優れた設計



Soundproof ラックエンクロージャーは、オフィスなどの一般的な生活環境に設置することを想定したIT機器向けの専用ラックです。防音構造により、サーバーやファンから発生する騒音を約18.5dB低減し、一般的なオフィス環境と同等の静音性を達成しました。また、サーバーから発生する熱を効率的に排気できる構造を採用し、熱暴走を防ぎます。

セキュリティ性能も充実



さらに、施錠付ドアや、カメラやセンサーによる温湿度・煙等の遠隔監視機能など、セキュリティ面も強化しています。これにより、多くの人がアクセス可能な環境でも安心してIT機器を設置できます。

クイックかつ低コストな導入が可能



Soundproof ラックエンクロージャーは、1つのラックにサーバールームに必要な機能・設備を集約できるため、一般的なサーバールーム構築に必要だった空調設備や二重床などの工事が不要です。従来のサーバールーム構築と比べて、約5分の1のコストで導入できます。

さまざまなニーズに対応する4サイズ展開



Soundproof ラックエンクロージャーは、12U、17U、32U、38Uの4サイズをラインアップしており、設置スペースや機器の規模に合わせて最適なサイズを選択できます。

従来機からの改良点



Soundproof ラックエンクロージャーは、従来のCXシリーズから、さらに機能が強化されました。主な改良点は以下のとおりです。

ラックサーバーへの標準対応
耐荷重量・耐久性の向上
ケーブルマネジメントの利便性向上
エアフローマネジメントの効率向上
2ピースサイドパネル採用によるメンテナンス性の向上

Soundproof ラックエンクロージャーは、オープンスペースに最適なIT機器向けラックとして、騒音や熱暴走、セキュリティ面での課題を解決し、効率的なIT環境構築を支援します。

*カメラやセンサーによる温湿度・煙等の遠隔監視機能=オプションのNetBotz™との連携により実装可能

感想:オープンスペースでのIT環境構築を劇的に進化させる革新的な製品



シュナイダーエレクトリックの「APC™ NetShelter™ Soundproof ラックエンクロージャー」は、従来のサーバールーム構築に対する常識を覆す、画期的な製品だと感じました。

オフィスや店舗など、専用サーバールームのスペースを確保できない環境でも、静音性、排熱性、セキュリティ性能を高いレベルで実現することで、IT機器の導入を容易にするだけでなく、快適な作業環境を提供します。

従来、サーバールーム構築には、空調設備や二重床など、多額の費用と時間が必要でした。しかし、Soundproof ラックエンクロージャーは、これらの設備が不要で、低コストで迅速な導入が可能です。

また、セキュリティ面も充実しており、施錠付ドアや遠隔監視機能により、不特定多数の人がアクセス可能な環境でも安心してIT機器を設置できます。

特に印象的なのは、静音性です。サーバーやファンから発生する騒音を大幅に低減することで、オフィス環境に悪影響を与えることなく、IT機器を運用できます。これは、従業員の集中力や生産性向上にも大きく貢献すると言えるでしょう。

Soundproof ラックエンクロージャーは、オフィスや店舗だけでなく、工場や倉庫など、様々な環境でのIT機器導入に最適です。今後、ますます需要が高まることが予想され、DX推進を加速させる重要な役割を担う製品と言えるでしょう。

画像1

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。