交通安全VRの進化
2019-01-31 10:02:07
交通安全をリアルに学べるVR「Dri-VR」の新コンテンツが登場!
交通安全をリアルに学べるVR「Dri-VR」の新コンテンツが登場
名古屋を拠点に活動するサンダーボルトの開発した仮想実体験型交通安全VR『Dri-VR(ドライバー)』に、新たなコンテンツ『駐車場事故編』が追加されることが発表されました。このVRコンテンツは、単なるエンターテインメントにとどまらず、交通安全教育の実務的なツールとして注目を集めています。
新コンテンツ「駐車場事故編」とは
新たにリリースされる『駐車場事故編』では、参加者は実際の駐車場での事故シーンを体験し、交通安全についての意識を深めることができます。具体的には、以下の5つのシーンが体験できます。
1. 車間を詰めての追突事故
2. 駐車場に入る際の左折時事故
3. 頭から駐車での接触事故
4. 急発進での衝突事故
5. 急なバックでの追突事故
これらのシーンを通じて、リアルな事故体験やその原因を学ぶことができ、安全な運転の重要性を再認識することができます。また、首振り確認のためのチュートリアルも搭載されており、安全運転の指導に配慮されています。
Dri-VRの背景と成り立ち
『Dri-VR』は、CEOの個人的な経験から生まれました。高校時代に友人を交通事故で失ったこと、また親類も同様の事例で亡くなったことから、交通安全の必要性を強く感じていました。加えて愛知県が抱える交通死亡者数の問題を解決したいという強い思いが、このプロジェクトに繋がっています。
かつてサンダーボルトは、VRを単なるエンターテインメントの範囲に留めるのではなく、より実務的な利用が可能だと考え、2017年に日本初の実写系体感型交通安全VRをリリースしました。以来、様々な企業がこのコンテンツを導入し、教育現場での使用が拡大しています。
導入企業の増加
『Dri-VR』は、トヨタ自動車やデンソー、ホンダエンジニアリングなど、多くの企業に導入されており、その効果が広がっています。また、各企業からのフィードバックをもとに新たなコンテンツが開発されており、次々と新しい教育素材が登場しています。これにより、交通安全に対する意識が社内で高まっていくことが期待されています。
サンダーボルトの未来
サンダーボルトは、より多くの社会貢献ができるVRコンテンツを今後も開発していく予定です。特に、地域行政や観光業界向けのプロジェクトを通じて、VR技術の新たな活用方法を模索しています。『Dri-VR』はその一環であり、今後もさまざまなニーズに応じたコンテンツを提供し続けることでしょう。
まとめ
仮想実体験型交通安全VR『Dri-VR』の新コンテンツ『駐車場事故編』は、事故体験を通じて安全運転について学べる新たな教育ツールです。交通安全の意識を高めることにより、事故の減少に寄与することが期待されています。今後のコンテンツ展開にも大いに注目が集まります。
会社情報
- 会社名
-
合同会社サンダーボルトインタラクティブ
- 住所
- 愛知県尾張旭市南本地ヶ原町1-14キタホマンション1B
- 電話番号
-
0561-56-8805