GMPシンポジウム2026が開催
2026年7月16日、大手町プレイスホールで一般社団法人 国際栄養食品協会(AIFN)主催の『GMPシンポジウム2026 ― サプリメントの安全性と製造品質管理の新時代』が開催されました。このイベントには、日本アムウェイの栄養補助食品ブランド「ニュートリライト™」が協賛し、業界内外の専門家や関係者が一堂に集まりました。
業界のトピックに焦点を当てる
本年、機能性表示食品制度の改定とGMP(適正製造規範)の法制化により、サプリメント業界は重要な転機を迎えています。このシンポジウムは、製品の品質だけでなく、その製造過程の信頼性に対する消費者の注目が高まる中で、国際的な基準と国内のGMPの違いを理解し、課題解決に向けた議論を促進することを目的としていました。
イベントは、AIFNの理事長である天ヶ瀬晴信氏が開会の挨拶を行うところから始まりました。天ヶ瀬氏は「サプリメントの安全性と製造品質管理の新時代』をテーマに、GMPの重要性と業界全体で信頼回復に取り組む必要性を強調しました。
国際的な視点からの講演
続いて、NSF Koreaのホジン・ジョン氏とNSF Japanの髙橋佑輔氏が共同講演しました。彼らは「グローバル視点で見るダイエタリーサプリメント GMPとNSF/ANSI 455-2」というテーマで、サプリメント製造者が直面している課題や、国際基準に基づくGMPの重要性についてお話ししました。特に、アメリカにおいてはcGMP(current Good Manufacturing Practice)の適用が進んでおり、製造管理体制の強化が求められています。
ニュートリライト™の品質エンジニア、ザラ・オスマニ氏は、「製造におけるcGMP原則の実践」と題した講演を行い、自社での具体的な取組みについて説明。原材料の選定やサプライヤーの管理方法に焦点を当て、製品のライフサイクル全体での品質確保がどのように行われているのかを詳しく伝えました。
日本の対応事例
次に、日本健康食品工業会の日健工に属する企業の常務取締役、又平芳春氏が登壇し、国内のGMP規制への対応について紹介しました。健康食品市場が拡大する中で、GMP義務化を成功裏に進めるために、業界団体が果たす役割について強調しました。
パネルディスカッションで意見交換
最後は、「サプリメントGMP義務化に向けての方向性」をテーマにしたパネルディスカッションが行われました。消費者庁の糸井雄一氏が、機能性表示食品のGMP化に関する現状や課題について触れ、日本の製造品質管理のレベル向上の必要性に関して議論が交わされました。
今後の展望
今後、ニュートリライト™は業界団体と連携し、サプリメント業界全体の品質向上と消費者の信頼性向上に努めていくことを宣言しました。今回のシンポジウムは、サプリメント安全対策が社会においていかに重要であるかを再認識する機会となりました。業界における充実した議論は、今後の方針決定に向けた重要な情報交流の場ともなりました。
イベント概要
- - イベント名: GMPシンポジウム2026 ― サプリメントの安全性と製造品質管理の新時代
- - 日時: 2026年7月16日(木)13:00-15:50
- - 場所: 大手町プレイスホール&カンファレンス
- - 主催: 一般社団法人 国際栄養食品協会(AIFN)
- - 後援: 日本健康食品産業協議会、一般社団法人 日本健康食品工業会
- - 協賛: ニュートリライト™、NSFインターナショナル