移動式瞑想室導入
2024-07-30 10:49:29

行政職員向け移動式瞑想室がメンタルヘルス対策として導入

行政職員のメンタルヘルスをサポートする移動式瞑想室



2024年7月30日から、大阪府門真市役所で「(MU)ROOM Ride」という移動式の瞑想室を用いた実証実験が行われます。このプロジェクトは、株式会社Chicabi、一般社団法人関西イノベーションセンター、門真市が共同で取り組むもので、行政職員のメンタルヘルス向上と新たな働き方の実現を目的としています。

移動式瞑想室「(MU)ROOM Ride」とは


この移動式瞑想室は、パナソニックグループが開発したマインドフルネスアクティビティを提供するシステム「(MU)ROOM®」を基にしています。トラックに搭載されたこの瞑想室では、様々な場所で心を落ち着けることができる環境を提供し、職員がリフレッシュできる場を提供します。

このプロジェクトを支えるのは、日本マインドフルネス学会の理事でもある伊藤義徳氏。彼は、教育的なマインドフルネス研修を通じて、職員にメンタルヘルスの重要性を伝え、実際に瞑想体験を提供します。これにより、職員の心身の健康を促進し、職場の生産性向上を図るという狙いがあります。

迫るメンタルヘルスの重要性


近年、特に米国のIT企業を始めとして、国内の大手企業においてもマインドフルネスを取り入れる動きが広がっています。これは、社員の心の健康を保ち、より生産的に働くための手法として評価されており、自らの業務の合間に精神的なリフレッシュタイムを設けることが重要視されています。「(MU)ROOM Ride」もその一環として、ストレスを軽減する手助けを行います。

実証実験は、2023年11月から2024年6月まで行われ、今回は行政職員に特化したプログラムが実施されます。すでに行われた実験では、一般のオフィスワーカーや旅行者などに対するサービスが検証されていましたが、今回は地方自治体の職員がメインの対象となり、BtoG(Business to Government)として新たな価値を見出そうとしています。

この取り組みは、全国で初めての事例であり、その成果が期待されています。職員のメンタルヘルス対策を強化し、健全な職場環境を構築していくための第一歩となるでしょう。実証実験は、門真市役所の本館前の芝生の横で、特定の日時に行われ、参加には事前の予約が必要です。

予約方法と参加概要


実証実験は、7月30日から8月14日、さらに8月15日から23日の期間で実施されます。門真市職員がメンタルヘルス研修を受講した上で参加できる実証実験に加え、8月15日から8月23日には市民向けの体験も用意されています。体験予約は「(MU)ROOM Ride」のホームページから行うことが可能です。

企業と団体の役割


このプロジェクトに参加する株式会社Chicabiは、東京都渋谷区に所在し、様々なコンサルティング事業を展開しています。また、関西イノベーションセンターは、大阪市を拠点に社会課題の解決に向けた共創プログラムを推進しており、今回の実証実験もその中の重要な取り組みの一つです。

心身の健康が重視される現代において、このような取り組みが広がることは、働く人々にとって大きな意義を持ちます。今後も、メンタルヘルス対策としての新しい挑戦が続くことを期待したいものです。


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会社情報

会社名
一般社団法人関西イノベーションセンター
住所
大阪府大阪市中央区伏見町3-6-3三菱UFJ信託銀行 大阪ビル MUIC Kansai
電話番号

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