コンタクトセンター向け生成要約サービス「QuickSummary2.0」がAmazon Bedrockに対応！業務効率化と顧客満足度向上を実現

株式会社エーアイスクエアは、コンタクトセンター向け生成要約サービス「QuickSummary2.0」がAmazon Bedrockに対応したことを発表しました。これにより、同サービスはAnthropic社が開発した最新AIモデル「Claude 3.5 Sonnet」の利用が可能になりました。

「QuickSummary2.0」は、音声認識テキストを自動で要約するサービスです。独自のAIモデルによる前処理機能により、重要度判定やクレンジング、個人情報特定などを自動で行い、生成AI利用前に文章を正規化します。また、生成AIモデルの選択機能により、お客様のご利用環境条件や期待する要約形式に合わせて、適切なAIモデルを選択することができます。さらに、目的に合わせた複数種のプロンプトを選択機能により、オペレータは通話毎に要約パターンを選択し、業務や目的に応じた最適な要約結果を得ることが可能です。

今回のAmazon Bedrock対応により、「QuickSummary2.0」は、従来のモデルと比較して処理速度が2倍、コストが5分の1という驚異的な性能向上を実現しました。さらに、強化されたマルチモーダル能力と高度な推論力を備えています。また、AWS上に構築されている「QuickSummary2.0」は、Amazon Bedrock対応によって、AWS PrivateLinkを用い、閉域環境での利用も可能になりました。これにより、高いセキュリティレベルで安心してサービスを導入することができます。

コンタクトセンター業界は、人材不足や離職率の高さが課題となっています。このような状況下で、「QuickSummary2.0」は、後処理時間の削減、顧客の声（VoC）の効率的な分析、ナレッジ整備の促進などを実現し、業界全体の課題解決と生産性向上に貢献することが期待されています。