ジョンストンズオブエルガンのポップアップストアが伊勢丹で登場！

ジョンストンズオブエルガンのポップアップストア開催

1797年に創業し、英国王室に認められたスコットランドの高級ニットウェアブランド、ジョンストンズオブエルガンが、2024年の秋冬コレクションを発表するポップアップストアを伊勢丹メンズ館で開催します。この期間限定のイベントは、11月27日（水）から12月10日（火）までの約2週間にわたり、伊勢丹メンズ館のプロモーションスペースで行われます。

幅広いニットウェアコレクション

今回のコレクションは、スコットランドの自然の美しさを反映した柔らかいカラーパレットと多彩な生地が魅力です。特に湿原や山々からインスパイアを受けた色合いが、様々なテクスチャーやボリューム感をもって表現されています。来店者は、伝統的なスコティッシュ・クラシックスタイルの「バルマカーンコート」をはじめ、男性向けのユニセックスニットウェア、ストール、手袋、ニット帽、さらにはベッドスローなど多彩なアイテムが揃う機会を楽しめます。

また、伊勢丹限定のストールや日本限定商品も用意されており、この機会に高品質なニット製品をじっくり体験することができます。特に、国内外からの展示品や商品が期間限定で手に入るこのストアは、オシャレを求める多くの訪問者を引き寄せることでしょう。

ブランドの背景とサステナビリティへの取り組み

ジョンストンズオブエルガンは、創業以来今日に至るまで家族経営を続けており、その製品はすべてスコットランドの自社工場で手作りされています。特にカシミヤとメリノウールを使用しており、これらの素材は全体的な品質の高さを実現しています。これにより、同社は現在、1200人を超える従業員を雇用しています。

興味深いことに、ジョンストンズオブエルガンは国王チャールズ3世のロイヤルワラントを保持しており、エステート・ツイードを供給する特権を持っています。このツイードはブランドの長い歴史において重要な役割を果たしており、現代のコレクションにも取り入れられています。

さらに、同社はサステナビリティにも真剣に取り組んでいます。サステナブル・ファイバー・アライアンス(SFA)の創設メンバーとして、モンゴルの牧畜業者と協力し、持続可能な放牧管理を推進しています。原料である動物の健康を守ることを目指し、製品のサステナビリティを最優先にしています。

今後の展望

2024年には、全てのカシミヤをSFA認証を受けた供給源から調達する目標を掲げています。また、レスポンシブル・ウール・スタンダード(RWS)の認証を受けたウールも利用し、羊の保護や放牧地の管理に取り組んでいます。これにより、同社は生物多様性と土壌の健全性を保つことを約束しています。

近年、ジョンストンズオブエルガンは2021年に「the Queen’s Award for Enterprise」を受賞し、環境への配慮の姿勢が評価されました。さらに、2023年には「Bコーポレーション」の認定を取得し、社会的責任を重んじる企業としての地位を確立しました。今後もその活動が国際的に認知され、ブランドのさらなる成長とともに、我々への素晴らしい製品の提供が期待されます。